けいこーとー!
狂猿
(2021年/日本/107分)
監督:川口潤
【しょうかい】
デスマッチ・ファイターとして高い人気を誇るプロレスラー・葛西純を追ったドキュメンタリー。1998年にデビューし、クレイジー・モンキーの愛称でリングで強烈なインパクトを与え続ける葛西純は、腰椎椎間板と頚椎椎間板ヘルニアの併発により2019年12月から長期欠場に入る。リングへの復帰に向けて調整を続ける葛西だったが、新型コロナウイルスという未曾有の事態がプロレス界にも襲いかかる。緊急事態宣言明けの2020年6月10日、葛西の所属するFREEDOMSは有観客興行の開催を決定。この日が葛西の復活第一戦となった。しかし、そこにはこれまでのプロレスのあり方とはまったく違う景色が広がっていた。葛西復帰までの1年をカメラで密着。葛西本人、さまざまな人びとの証言などから、葛西のプロレス人生を浮かび上がらせていく。(映画.comさんより)
【かんそう】
プロレスは全く知らなくて興味もなかったんだけど、映画友だちさんが観に行かれていて「プロレスに興味なくてもおもしろいよー」と教えてくださったので観に行きました!
映画友だちさんの仰る通りですごくおもしろくて、観に行ってよかったです!!
ありがとうございますー!
作品のおもしろさは、葛西選手のお人柄が魅力的なのもあったと思いますが、監督と葛西選手の距離感もちょうどええ感じだったというのも大きいと思います。
ドキュメンタリーってカメラと被写体の距離感って大事やなー、と、よく思います。
葛西選手がたくさんのファンに愛されているのはもちろん、同業者からも愛される存在なんだなぁ。
同業の方から出てくるエピソードがどれもおもしろかったりステキだったりで最高でした!
「デスマッチ」ってああいうことを言うんだなーというのも初めて知りましたが、小道具がまさかの手作り!!!
しかもホームセンターで全て揃うっ
事務所スタッフさんや後輩の方が作ってるんかなってちょっと思ったけど、自分で買い出して手作りしていて、そんなところにもまた親近感。
しかもさすがに作り慣れているのか上手〜
レスラーの方って蛍光灯で殴られてもカミソリで切られてもそれでも大丈夫なように鍛えてるって仰ってましたが、そうは言ってもやはり色んなところに負担はかかるもので葛西選手もヘルニアを患っていました。
それでもいろんな相手に果敢にチャレンジする姿がまたファンの心を熱くするんだろうな。
あと、余談ですが、カメラが葛西選手の実家に行ったときに、カメラの方(監督さんかな?)が仏壇の存在に気づくとすぐにそのお父様の仏壇に手を合わせに行ったのに感心しました。
そしてチラッと写った葛西選手のワープロ検定だったかな?の何級かの取得の賞状。
かなりの昔だろうけど、検定とか受けてたんだなー!
葛西選手やっぱりステキー
うりぼう4つ:
※画像はお借りいたしました。
2021.6鑑賞
ありがとうございました