わっふぅ
ハチとパルマの物語
(2020年/日本・ロシア/120分)
監督:アレクサンドル・ドモガルフ・Jr.
【ストーリー】
1970年代の旧ソ連に実在した「忠犬パルマ」のエピソードを基に、犬と人間の関わりや親子の葛藤を描いた日露合作によるヒューマンドラマ。飼い主とともにプラハへ行く予定だった犬パルマは、検査の手違いからモスクワの空港に置き去りにされてしまう。空港に住み着いたパルマは毎日滑走路で飛行機を見上げ、2年間も飼い主の帰りを待ち続ける。時を同じくして、母親を亡くした9歳の少年コーリャが、パイロットである父親に預けられ空港にやって来る。コーリャとパルマは孤独なもの同士、すぐに仲良くなる。ある日、日本人に連れられた秋田犬が空港に現れる。その姿を見るパルマの目にこの上ない寂しさが宿っていることに気づいたコーリャは、パルマを飼い主の元へ戻すべく立ち上がるが……。(映画.comさんより)
【かんそう】
ロシアにも日本の忠犬ハチ公のような犬がいましたよ、ということと(実話を基にしている)、日本とロシアの合作ということで『ハチとパルマの物語』と邦題がついたように思いますが…
あ、あとは日本人に興味持ってもらうため、かな。
その関係からか秋田県や秋田犬が出てきますが、たぶん、日本パートはなくても成り立つお話…というより、ない方がまとまったような気もします。
そしてもちろん「ハチ」は出てきません。(きっぱり)
とにかく、このパルマ役の犬が、もー♡とてもかわいくて、台本しっかり読み込んで撮影に挑んだんちゃうか?てくらいに芸達者で表情も最高でした!!
最初の飼い主は私からしたらクズやな…なのですが、それでもパルマは健気に飼い主を待ち続けます。
毎日、同じ時間の飛行機に向かって走っていきます。
このあたりが日本の「ハチ」と被るんだろうな。
そして出会うのがコーリャ少年。
飼い主がいなくなったパルマと、ママが死んでしまったコーリャ少年はすぐに仲良くなりますが…
コーリャはパルマの幸せを考えるようになり飼い主さんに手紙を書くことに。
コーリャはパルマを、仕事一筋だったパパもコーリャを思って、相手の幸せのためにがんばります!
もちろんパルマはずっと飛行機に向かって走り続けてがんばってます!
そんな彼らの思いやりとがんばりに、空港の人々も協力していきます。
さぁ〜パルマは飼い主の元に帰れるのでしょうか。
最後はクズだと思っていた飼い主さんもちょっと見直しましたわ。←偉そうにすんません…
コーリャとパルマの絆、そしてみんなの優しさにじ~んと来ました。
小学生(中学年以上)くらいが観ても十分楽しめると思うので親子で観てもいいかなーと思いました。
※画像はお借りいたしました。
うりぼう4つ:
2021.6鑑賞
ありがとうございました