春江水暖 | シネマド館

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世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

 三世代!

春江水暖

(2019年/中国/150分)

 

監督:グー・シャオガン(顾晓刚)

 

【ストーリー】

再開発のただ中にある杭州市の富陽地区。顧家の家長である年老いた母の誕生日を祝うため、4人の息子や親戚たちが集まる。しかし祝宴の最中に母が脳卒中で倒れ、命は取り留めたものの認知症が進み、介護が必要になってしまう。飲食店を営む長男、漁師の次男、ダウン症の息子を男手ひとつで育てる三男、気ままな独身生活を楽しむ四男ら、息子たちは思いがけず、それぞれの人生に直面することになる。(映画.comさんより)

 

【かんそう】

 

「富春山居図」からインスパイアされて作った物語だそうですが題名は四文字熟語(成語)?と思ったら蘇東坡の詩の一節だそうです。

 

昔から留まることなく変わらずゆったりと流れる川は家族の歴史のよう。

 

メリハリがあるわけではないのですがどんな家族にもあれやこれやありますし、どんな小さな町にもあれやこれやありますわな。新しいもの古いもの。変化するものもあれば変わらないものもある。

 

それらをゆったりと描いていました。

 

親と子が世代や考えの違いから衝突するのはいつの時代も変わらないものなのかなーなんて思ったり。

 

 

長回しもそこそこありましたが、途中、すごいな…と思ったのが川辺での長回しシーンでした。

 

そこはほんと絵巻物を見ているかのようでした。

 

 

 

私が観た劇場は、ホームシアター的な箱で椅子もめっちゃええねーん!ではなかったので、面白かったのですが、この150分はちょっとお尻と腰が辛かったです…無気力

 

まぁ、三世代にわたっての家族のお話ですもんね。

 

やっと終わりか…と思ったらまだ続編があるみたいな表示が出たので「まだ続くんかーい!」でしたわ。

 

次はええ椅子の時に観に行かねば!四男の結婚も気になるし!!!←?

 

 

と、思ったのですが、この作品の次の作品が2023年・第36回東京国際映画祭コンペティション部門に出品された『西湖畔に生きる』みたいですね。

 

未見なので、これが続編に当たるのかどうかはわかりませんが。

 

でも、こちらも、どちらにせよ一般公開になれば観に行きたいです!

 

 

クラッカーくうこのおまけクラッカー

 

・演じているのが全員素人さん、というのがまた、リアリティーを感じさせるのかもなぁ。

 

・本編とは関係ないのですが、この映画の公式ホームページがすごく充実していておもしろかったですニコニコ

 

 

うりぼう4つ:いのしし いのしし いのしし いのしし 

 

 

2021.5鑑賞

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ありがとうございましたカエル