【浪花の名女優 浪花千栄子】①
朝ドラ「おちょやん」公開記念ということで浪花千栄子さんの特集が組まれました!
15本中11本鑑賞できたのは緊急事態宣言でシネコンが閉まっていたから、というのもあるかな。
ちなみに「おちょやん」公開記念、というフレーズはNHKさんに確認取ってませーん、て劇場の方が(ネットラジオ?で)言うてて笑ってしまいました
では簡単に感想を…
アチャコの青春手帖 東京編
(1952年/日本/82分)
監督:野村浩将
アチャコの無理ある学生服姿から笑えるのですが、終始ゆるーい笑いで包まれたほんわかコメディでした!
昔の邦画って結構ゆるーい喜劇多いですよねー。
浪花千栄子さんが優しいお母さん役で出ていましたね
そういえば汽車と車がスレッスレでクロスするシーンがあったんだけど…あれは本当に撮影したのかしら?!
番頭はんと丁稚どん
(1960年/日本/88分)
監督:酒井欣也
大村崑さん扮する丁稚どんが「大丈夫か?!」と心配になるほど抜けているのですが、他の丁稚どんたちにいじめられることなく仲良くやっていてそれだけでホッとしたよ…
多分、時代だとは思いますが、こういう喜劇が劇場を沸かせていたのかなーと思いました。
ラストのテレビ収録とのドッキングシーンはなかなかの見ものでしたわ!
あと、見ものと言えば、大阪の昔の街並み!こちらもよかったな。
…あの、拾った犬はどこに行ったのかしら?!
麥笛
(1955年/日本/103分)
監督:豊田四郎
時間が合ったので、と観てみたのですがおもしろかったです!
青春、友情、恋愛…全て入っていますがメロドラマ調の文学名作品!という感じでした。
原作は室生犀星だそうです。
主人公が足のきれいな年上の未亡人にうっとりするもんだから、そのあたりが童貞こじらせ物語とも言われたりするのかな。
ちょっと変態っぽいところもあったり。
映像が美しく見入ってしまうシーンがたくさんありましたねぇ。
猫と庄造と二人のをんな
(1956年/日本/136分)
監督:豊田四郎
大好きな大好きな作品で今回3回目!ですが、今回は短い103分バージョンでした。
短いのも存在するんですねぇ。
とにかく!これは猫のリリーちゃんあっての作品と言っても過言ではありませんわ。
リリーちゃんが投げられたり雨の中逃げ出したり、そしてタイミングよくにゃーんと鳴いたり…本当に芸達者。
もちろん人間役者さんたちも素晴らしいです。
森繁久彌さんと浪花千栄子さんの掛け合いは何度見ても笑えるわー
ヒステリックな香川京子さん、図太く厚かましい山田五十鈴さんも見応えありありです!!
また上映があれば観に行くんだろうなー
つづく
2021.5鑑賞
ありがとうございました