膨大な量なんですけど?!
私は確信する
(2018年/フランス・ベルギー/110分)
監督:アントワーヌ・ランボー
【ストーリー】
2000年にフランスで実際に起こった未解決事件の「ヴィギエ事件」を題材にした裁判サスペンス。スザンヌ・ヴィギエが3人の子どもたちを残して姿を消した。数々の証言や疑惑により、大学教授の夫ジャックが妻殺害の容疑者となる。ジャックの無実を確信するシングルマザーのノラは、彼の無実を勝ち取るため、敏腕弁護士のデュポン=モレッティに事件の弁護を懇願する。自らアシスタントとなったノラは、事件の調査を進めていく。食い違いを見せる、刑事、ベビーシッター、スザンヌの愛人らの証言。次第にこの事件の新たな真実や疑惑が浮かび上がっていく。(映画.comさんより)
【かんそう】
裁判は無罪か有罪か…を判決で下す場であり、真犯人を探し出す場ではない…のは頭ではわかっているけれど、この場合、犯人がいないことには無罪なのか有罪なのか…わからんよなぁ。
て、考えてしまうのは素人だから、なんかな。
主人公のノラも一般人だけど、この事件への のめり込み様がすごかった。
通話の録音CD250時間分の文字起こしを依頼されていたけれど、250時間て!!!
執念なのか取り憑かれているのか、何なのかわかりませんが、仕事も家庭のことも疎かになり、息子のことも放置になっていき…それでもまだ事件(裁判)にのめり込んでいるノラが怖かったです。
でも、誰しもそういう要素は持ってそうですよね。
弁護士がなかなか個性的だったけれど最終弁論の迫力がすごくて、あっ…かん…(←『セーラー服と機関銃』の「かいっ…かんっ…」口調でお願いします)
すごかったなぁ…
そうそう…扱う分野は違うと思うのですが、同じ法服なので『パリの調香師 しあわせの香りを探して』の仕事できなさそうなもたもた弁護士を思い出しましたわー元気にしてるかな?!
あと、何度か書いてるかと思いますが、字幕翻訳家さんが「フランス人はよく喋るのでフランス映画の翻訳はなかなか大変」とお話していたのをこの作品でも思い出しました。
この作品も相当大変だったんじゃないでしょうか
おつかれさまでした! & ありがとうございます!!
うりぼう4つ:
2021.2鑑賞
ありがとうございました