出櫃(カミングアウト) 中国LGBTの叫び | シネマド館

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爱面子

 出櫃(カミングアウト) 中国LGBTの叫び

(2019年/日本/54分)

 

監督:房満満

 

【しょうかい】

 

約7000万人とも推定される中国の性的マイノリティの人々を題材にしたドキュメンタリー。ありのままの自分を受け入れてもらいたいと親と向き合うゲイとレズビアンの若者に密着した。中国・江蘇省で教員資格の認定試験を控える谷超(グーチャオ)は、自身がゲイであることを父親に告白しようと決心する。一方、上海に暮らす安安(アンアン)は 19 歳の時に母親にカミングアウトしたが、受け入れられないまま32歳になった。今はパートナーの丹丹(ダンダン)と暮らしている安安は、性的マイノリティを支援するボランティアの助けを得て、あらためて母親と話し合い、受け入れてもらおうとするが……。かつて同性愛は「犯罪」とみなされた社会通念がいまだ根強い中国で、葛藤し、壁を乗り越えようとする親子の関係を追った。(映画.comさんより)

 

 

【かんそう】

 

「出櫃」とはカミングアウトの意味の造語だそうです。

 

「櫃」は箪笥とか米びつみたいな箱状のものを表す言葉なので、なるほどなーです。

 

 

映画の方は2人をメインにカメラが追っていきます。

 

自分はゲイです、と父に告白する谷超(グー・チャオ)

 

そしてレズビアンの安安(アンアン)

 

やはり中国といえば今でも「面子」を重んじている国。

 

「カミングアウト」は なかなかのハードル。

 

しかも、この世代の親御さんたちはまだまだ面子一番!な方も多い世代。

 

そんな親世代にしてみたらもう、LGBTなんて理解不能!な方も多いと思います。

 

それ、美味しいの?くらいのもんちゃうかしら…

 

 

特にアンアンのお母さんがザ☆中国の女性!て感じで泣くわ、わめくわで見ていて、こちらもつらかった…

 

母親が「それはいつになったら治るの?」「男の人を愛することはできないの?」てストレートに聞いてはアンアン困惑…なんだけど母親の気持ちもわかるなぁ、と。

 

なんでうちの子が…て思ってるんだろうな。

 

でも、逆に、お母さんが「女の人をなんで愛せへんの?なんで愛することができひんの?」て聞かれたら答えに窮するんじゃないだろうか。

 

何とかLGBTイベントに来てくれた母親でしたが娘のアンアンと大げんか。

 

そこにLGBT協会?の女性が仲裁に入ってくれて、自身も子どもが性的マイノリティで最初は理解できなかったけど今は理解してる、みたいなことを話すのですが、同じ立場だからかすごく説得力あったし、アンアンの母親も彼女の言葉に少し落ち着いたようでした。

 

その後どうなったか、というのもカメラは追っていますが…

 

 

映像提供がNHKになっているので、これ、テレビで先に制作されたんだろうか?

 

あと、私はデザインができないのであまり大きくは言えないのですが…ポスターがあまり良くないように思った…な…←一応控えめに…言ってみる…

 

 

※画像はお借りいたしました。

 

 

うりぼう3.5:いのしし いのしし いのしし オバケ

 

2021.2鑑賞

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ありがとうございました虹