中国雲南省大理盆地の回族 | シネマド館

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世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

 

中国雲南省大理盆地の回族

(撮影:2010年、2012年)

 

監修:横山廣子

 

【しょうかい】

回族は中国文化を受容し、イスラームを信仰する民族で、中国各地に1100万人近く、雲南省大理にも約2万人が暮らす。宗教が違うぺー族から花嫁を迎えた婚礼、出稼ぎで資金をためて新築した家の祝賀式、アラビア書道家とその技を描いた3作品を通じて、回族の生活や宗教、周辺の民族との関係を知る。(みんぱく映像民族誌シアターさんより)

 

【かんそう】

 

このような映画上映会に参加するのは初めてです。

 

3本の短編ドキュメンタリーから構成されています。

 

実は大阪の国立民族学博物館のライブラリーで無料視聴できるものらしいのですが、今回はトーク付の出張上映でした。

 

 

 

①回族の婚礼ー中国雲南省大理

 

お祝いごとの時は牛を1頭しめるのですが、宗教柄、しめる時の首はメッカの方向に向けるそうです。

 

そして中国田舎あるある!結婚式はみーんな参加!!みーんなでお祝い!

 

私やったらこんなんしんどいかなぁ…祝う方も祝われる方も。

 

根がめんどくさがり屋だからなぁ。

 

また、結婚式当日、新郎新婦をからかう、という風習は昔のものだと思っていたけれど、しっかり今も根づいてるんですねぇ。

(闹洞房と言います)

 

アン・リーの『ウェディング・バンケット』にもそのシーンはありますね。

 

カモフラージュの結婚式を挙げた夜に友人たちがホテルの部屋で待ち伏せをして大騒ぎする、というシーンです。

 

 

また、このドキュメンタリーでは白族の女性が回族の男性に嫁ぐため、新婦がイスラムに改宗を決意した、という経緯もありました。

 

紹介にもありますが回族はイスラムを信仰する民族ですものね。

 

私はほぼ無宗教なので彼らの気持ちはわからないのですが宗教が日常的なもので当たり前、だったら「改宗」て大きな決意だったんだろうなぁ、と思いました。

 

 

②新築祝いー雲南省回族の家屋落成式典

 

家がデカい!!

 

とにかくデカい!!!

 

この方のお家はとくに大きい、と後のトークで仰っていましたが。

 

最近は中国の経済発展の下、雲南各地への出稼ぎが増え、蓄えた資金で立派な家を建てる人も多いそうです!

 

 

この時のお祝いも村じゅうみんながお祝いに(ごちそうを食べに?)やってきます。

 

白族は建築に長けた民族と言われるだけあってほんと見事なおうちでした!

 

 

 

 

③アラビア書道家ー雲南省大理市南五里橋村の回族

 

伝統的な文字を書く書道家に密着。

 

あんまり印象に残らなかったな…

 

 

 

ね…

 

寝ていたわけちゃうしっ!

 

 

ほんまやで!!

 

 

 

女性の研究者だったかな?が、3本とも(おそらくこのシリーズ全部)お一人でずーっとインタビューされているのですがこの方の中国語は日本人の中国語なんだけど、これだけよどみなく流暢に話せたらいいなぁ、と思いました。

 

 

 

 

うりぼう4つ:うり坊 うり坊 うり坊 うり坊

 

2019.2鑑賞

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ありがとうございましたメモ