レ・ミゼラブル | シネマド館

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世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

一触即発

レ・ミゼラブル

(2019年/フランス/104分)

 

監督:ラジ・リ

 

 

【ストーリー】

パリ郊外に位置するモンフェルメイユの警察署。地方出身のステファンが犯罪防止班に新しく加わることとなった。知的で自制心のあるステファンは、未成年に対して粗暴な言動をとる気性の荒いクリス、警官である自分の力を信じて疑わないグワダとともにパトロールを開始する。そんな中、ステファンたちは複数のグループが緊張関係にあることを察知するが、イッサという名の少年が引き起こした些細な出来事から、事態は取り返しのつかない大きな騒動へと発展してしまう。(映画.comさんより)

 

 

【かんそう】

 

「レ・ミゼラブル」の舞台となったモンフェルメイユでの物語。

 

 

最初から最後まで心も体も緊張状態でした。

 

警官と住民の関係だけでなく、住民同士、警官同士も一触即発緊張状態。

 

しかも犯罪防止班(BAC)の警官も街の裏組織?と繋がっているようなヤバい感じだしー

 

 

唯一、盗まれたサーカスの子ライオン、ジョニーのかわいさだけがホッとさせてくれたような気がします。

 

でもブラマヨの漫才ではないけれど「ライオンの成長の速さなめとったらあかんぞっっ」てなもんで世話の仕方もわからんのに盗んだらあかんわーーー!!

 

と、本筋と違うところでハラハラ…驚き

 

戻ってよかったですよ、ほんと。

 

 

監督の実体験がベースになっているそうですが、あのような日常が繰り広げられている地域で生活するのは毎日ビクビクもんだろうなぁ。

 

グループ間のパワーバランスが崩れたら一気に暴動とか起こるやろうし。

 

皆さんうまく生活してはるとは思うけど。

 

ぼんやり暮らしている私にしたら怖かったな…

 

 

力で抑えても何の解決にもならんよな…

 

恨みや憎しみを増幅させるだけだと思いました。

 

 

 

あ、あと、物語の展開(脚本になるのかな?)がうまいなぁーと思いました。

 

 

 

友よ、よく覚えておけ

 

悪い草も悪い人間もない

 

育てる者が悪いだけだ

 

ヴィクトル・ユーゴー

 

 

 

うりぼう4つ:いのしし いのしし いのしし いのしし

 

2020.11鑑賞

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ありがとうございましたしし座