第12回 京都ヒストリカ国際映画祭(2020年) ① | シネマド館

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世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

 【第12回 京都ヒストリカ国際映画祭】

 

 

2020年は劇場上映とオンライン上映を組み合わせての開催でした。

 

とにもかくにも開催してくださってありがとうございます!!の気持ちでいっぱいでした。

 

いろいろ大変だったと思います。

 

感謝感謝でしたよ~ほんとに…泣くうさぎ

 

 

2020年は劇場で5本、オンラインで1本鑑賞させていただきましたー

 

では簡単に感想を。

 

 

荒地の少女グウェン

(2018年/イギリス/84分)

 

監督:ウィリアム・マックレガー

 

 

父が戦地に赴いているので母と妹と細々と静かに暮らすグウェン。

 

しかし彼女たちに次々と悲劇が起こり彼女たちは追い詰められていきます。

 

彼女たちの生活の糧まで奪われていき、「もう…ええやん……やめたってぇや……」が続き心苦しかったですわ。

 

時折挟み込まれる家族四人で暮らしていた頃の幸せそうな様子がこれまた現状の悲惨さを引き立てるのに十分でした。

 

 

そして子守唄の物悲しさ…

 

 

クライマックスからラストにかけてが辛すぎ。

 

 

あと、あの妹。全部わからなくてもその場にいて目にしてる部分もあるわけで…将来がなんだか心配……←余計なお世話

 

でも…なんとか…なんとか2人とも幸せになってほしい…

 

 

会場ではオンラインでQ&Aがありました!

 

監督曰くこちらの作品はフォーク・ホラーだそうです。

 

 

 

 

義理の姉妹

(2020年/ウクライナ/103分)

 

監督:クリスティーナ・シボラップ

 

 

私の中のヒストリカといえばヘンテコ映画集まれー!な映画祭なのですが、今年はプログラミングディレクターさんが替わったからか、ヒストリカワールド4本とも意外とまとも路線でした。

 

 

強いて言えば…これがちょっとヘンテコ映画の類に傾いてるかな?て感じでしたが、でも全然、ファンタジーの域でしたねー

 

この作品の原作にファンタジー要素はないそうですが驚き映像化するにあたってファンタジー要素を入れたのはエンタメ度アップ&独特の世界観を作り出すのにはよかったんじゃないでしょうか?(と、勝手に思ったり…)

 

義理の姉妹のお二人はもちろん、美術、衣装など全てが美しく目に楽しかったです。

 

 

あと、目に楽しい、といえば!ステファが作るお料理!!

 

どれもが美味しそうでウクライナではレシピ本まで出版されたそうです!

 

 

「料理の鉄人」で

 

ステファ(『義理の姉妹』代表) VS バベット(『バベットの晩餐会』代表)

 

という対決が見てみたいわーと思ったほどに美味しそうで美しかったです。

 

出てきたお魚は「テンチ」という名前だそうです。ほーうお座

 

 

どうやらこの作品にはウクライナ人は食べることが好き、という文化的背景もあるそうです。

 

これはQAで監督さんかプロデューサーさんがおっしゃってたんだったかな?

 

 

その監督さんがめちゃくちゃかわいらしくて「あれ?女優さん?」と思ってしまいました。

 

この時の監督さんはセーターがうすーいブルーに近い色で、ネイルが黄色だったのですが、今思うとウクライナカラーですよね。

 

この時はただただ「黄色のネイルかわいいわー」とかしか思わなかったのですが…。チュー

 

 

 

プロデューサーさんも参加してくださいました。

 

この作品のスタッフさんは女性が多いそうです。

 

 

 

今回、各監督さんとはオンラインでQAだったのですが「今ウクライナと繋がってるんやなー」「今イギリスと繋がってるんやー」とか想像するだけでなんかワクワクしました。

 

 

 

 

 

2020.10~11鑑賞

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ありがとうございました魚あたま