第11回 京都ヒストリカ国際映画祭(2019) | シネマド館

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世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

第11回京都ヒストリカ国際映画祭

 

歴史に関する映画のお祭りです。

この年は京アニさんの特集もあったんだったけな…

 

 

海外枠は毎年、全部が全部ではないけれど、ヘンテコ映画が何本かあって、ヘンテコ映画好きの私のハートをウズウズさせてくれます。

 

今回は2本しか観ていないのですが2本とも当たりベル

 

ヘンテコ映画でした!←褒めてる〜

 

 

 

では簡単に感想を。

 

トゥンバード

(2018年/インド/109分)

 

監督:ラーヒー・アニル・バルヴェー、エイディッシュ・プラサド

 

 

インドホラーらしいですわよ、奥さん!

 

“眠らざればハスタル来たる”

 

これがキーとなる呪文。

 

欲まみれ一族のお話なんだけど代替わりするごとにその「欲」は強くなっていったような…

 

 

ハスタルは飢餓で苦しむかつての神、と言われています。

 

映画の中ではそのハスタルの腰巻から金貨が出てくるので、息子の提案でハスタルの腰巻ごと取ろう!ということになり、親子でハスタルの腰巻を取るのですが…

 

そのシーンがスローモーションで、ハスタルのおしりから金貨がファッサァァ~と出てくる様子にちょっと笑ってしまいましたわ。

 

 

クラッカーくうこのおまけクラッカー

 

・冒頭で兄弟が原っぱを全速力で走っていくシーンが好きでした!

 

・ヒンドゥ教の「寡婦殉死」て初めて知りました…怖い……

 

 

 

 

 

ミステリー・オブ・ザ・ナイト

(2019年/フィリピン/106分)

 

監督:アドルフォ・アリックスJr.

 

 

監督が体調不良で来れなかったのですがフィリピン事情に詳しい方のトークがあり、それでかなり「なるほど~」と思いました。

 

映画だけでももちろん楽しめたとは思いますが、いろんなお話が聞けるのはやはり楽しいですねー

 

 

主演女優さんがほぼ四足歩行されていて、それにまずビックリ!

 

四足歩行といえば『よこがお』の筒井真理子さんですが(?)こちらの女優さんもすごかったー!しんどいですよねぇ。

 

 

以下ネタバレで書いています。

 

 

主人公の女性が「アスワン」という妖怪なのですが、普段は「人間」の姿をしています。

 

「アスワン」になると上半身と下半身が分かれて、空を飛びます。

 

胎児、内臓を好んで食べるので、今回、まず自分のお腹の中にいる子を食べていましたね。(なぜ妊娠しているかは物語でわかります)

 

そんな彼女の様子を周りの精霊たちは何もできずにただ見つめているだけ…。

 

 

ヒロインも自分を捨てて街に帰った男性の家族を惨殺するも、男性だけは殺すことはできず。

 

最後のセリフは字幕では「愛してる」だけでしたがタガログ語では最上級の「めちゃくちゃ愛してる」の意味だそうで、このお話をトークで聞いた瞬間「ひー」と怖くなりました!!

 

 

2本ともおもしろかったですっ!

 

 

大丸さんのところにあるヴォーリズさんのデザインの場所は何度通っても飽きないですねー

 



 

2019.11鑑賞

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