見世物じゃないよ!!
熱帯魚
(1995年/台湾/108分)
監督:陳玉勳
【ストーリー】
台湾のチェン・ユーシュン監督が1995年に発表した長編デビュー作で、誘拐事件に巻き込まれた少年と誘拐犯一家の不思議な交流をユーモラスにつづった人間ドラマ。台北で暮らす夢見がちな中学生ツーチャンは、受験を控えたある日、誘拐事件に遭遇し被害者の少年と一緒に連れ去られてしまう。主犯格の男は2人を手下の優しい男アケンに預けて身代金を受け取りに行くが、その途中で交通事故に遭い死んでしまう。困り果てたアケンは、自分の家族が暮らす南部の漁村へ2人を連れて行くことに。台北では誘拐報道がヒートアップする中、不意に訪れた夏休みのような不思議な時間を過ごすツーチャンだったが……。(映画.comさんより)
【かんそう】
笑ったわー
これ、一度観てるんちゃうかな、と思ったけど何一つ覚えてないからきっと観てないね…たぶん
冒頭部分を観て青春ドキドキ物語?!って思ったのですがあれよこれよと誘拐されて南の方に連れていかれてある家族と過ごすことになり意外な展開に。
その家族と過ごす時間が「誘拐されてるんだよね?」て感じでゆるくて最高に楽しかった~
この一家が呑気すぎて声出して笑ったわー
二人の誘拐された男の子とこの家族がだんだん仲良くなっていくのもよかったな。
一方で台湾のシビアな受験戦争も描かれていてそれは大変…とちょっと主人公に同情してみたり……
最後は一気に現実に戻ってきた感ありましたねー。
「熱帯魚」という題名になるほど。
なかなか切なくてしんみりしました。
うりぼう5つ:
2019.10鑑賞
ありがとうございました