メアリー・エアンズワース浮世絵コレクション | シネマド館

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世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

2019年の夏は大阪市内で猫の浮世絵展と、こちらの浮世絵展がありました。


メアリー




エインズワース





浮世絵コレクション・・・



メアリー・エインズワース浮世絵コレクション

 


今回展示替えなしの200点の作品展示!!!



200点ってかなり多い点数だと思うのですが、それ以上に驚いたのが、これらの作品すべてがエインズワースのコレクションだということです。


所蔵されているのはアメリカ・オハイオ州にあるオーバリン大学のアレン・メモリアル美術館ですが、メアリー・エインズワースはそこに1500点以上の浮世絵を寄贈したそうです。



1500点以上~っっ!!!



明治39年(1906年)の彼女の来日を契機に始められた浮世絵コレクション。



確かに展示のプログラムは第1章の「浮世絵の黎明」から始まっており、ここで紹介されている浮世絵は1600年代にまでさかのぼります。



わりとシンプルな浮世絵たちでしたが初期の浮世絵ってあまり見る機会がなかったので興味津々でした。



時代が変わるにつれて徐々に色彩やら着物の柄やらがついてきて華やかになっていきます。




浮世絵の変遷をたどった展示順になっていたので「どんな風に変わっていくんだろう」と、とてもワクワクしながら鑑賞させていただきました。





そして、エインズワースがもっとも愛したのが歌川広重だそうです。



最後の章は「エインズワースの愛した広重」ということで歌川広重の作品がたくさん展示されていました。




この展示会の説明にあったのですが




葛飾北斎:自らの視点からぶれることなく表現


歌川広重:大衆が見たい風景を彫り師、摺師と共に作り上げ錦絵のあり方を尊重した



とありました。



なるほどねぇ。


個人とチーム、って感じですね。




そういや2021年に葛飾北斎を描いた映画『HOKUSAI』が公開予定ですよねー


楽しみー





また、ところどころでメアリー・エインズワースに関するプチエピソードなんかも紹介されていてそれもおもしろかったです。



いやーぶれることなく浮世絵を愛し、そして収集し続けたメアリー・エインズワース・・・


すごいなぁ。



素晴らしい展示でした!!








私が訪れた日はとても良いお天気で通天閣もきれいに見えました!


帰りにはこんなジューススタンドがあったので立ち寄ってみました。

助手席にミッフィーちゃん乗ってるね・・・




カラフルなゼリーが入ったソーダでした。


上手に撮ればきっとインスタ映えするんだろうな・・・







2019.9鑑賞

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ありがとうございましたウサギ