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おっさんのケーフェイ
(2017年/日本/71分)
監督:谷口恒平
【ストーリー】
これといった夢がない小学生のヒロトは、覆面レスラーのダイナマイトウルフが活躍する試合を観てプロレスに夢中になる。ある日、河川敷でプロレスの特訓に打ち込んでいる中年男性の坂田と知り合う。ヒロトは彼がダイナマイトウルフのマスクを持っていたことから興味に抱き、坂田からプロレスを教わるようになる。そんな中、ダイナマイトウルフが政界に進出するという報道が流れる。(シネマトゥデイさんより)
【かんそう】
先日レスリング映画の感想を書いたので今回はプロレスが出てくる映画の感想を。
大阪アジアン映画祭で上映されていたよなぁ・・・というだけで情報など何も入れずに観に行きました。
すると!主演が川瀬陽太さん!!!らっきー
また、子どもが主人公の映画でもあったので、子どもメインの映画大好きな私にとっては嬉しかったです。
冴えない毎日を送るズッコケ三人組のような冴えない三人組。メインはヒロトという男の子。
何にも興味を持てないでいたヒロト。
そんな三人は毎日河原でダッチワイフ相手にプロレスの練習をする男の姿を見ていました。
この男も冴えない男で「試合に行く」と母に言ってはこの河原に来てダッチワイフ相手にプロレスの練習を続けるのでした。
リストラを妻に言えない夫、みたいなもんですかな?(彼の場合リストラでもないのですけどねー)
冴えない毎日の中、ヒロトはひょんなことからプロレスを生で観ることになります。
その時の彼の表情が最高によかったです!!
キラキラキラー
ってしていましたね。
人生変わった瞬間だったんじゃないでしょうか!
そして河原のおっさんにプロレスを教えてほしい、と頼み込み、日々練習に励むのですが、どんどんとイキイキヒロトに変わっていきます。
ヒロトの表情が本当によかったですね。
ヒロトだけでなく周りの友人たちもちょっとずつ変わっていくのもよかったな。
一方教えるおっさんにはやはりいろいろと秘密がありまして・・・
大人ですもんね。
実はおっさんは元プロレスラー。
ヒロトとおっさん・・・お互いの出会いによって小さな一歩・・・どころか大きな一歩を踏み出せたのではないでしょうか。
70分という短尺でしたが観終わったあとは充実感がありました。
子どもたちみんな良かったです!!
川瀬陽太さんのくたびれ感も最高でした!!
うりぼう4つ:
※画像はお借りいたしました。
2019.3鑑賞
ありがとうございました