EUフィルムデーズ2019の合間に観た展示です。
太田喜二郎と藤井厚二 日本の光を追い求めた画家と建築家
時間があき、EUフィルムデーズのチケットで鑑賞できるという事でフラッと観たのですが、とてもおもしろくて時間かけて見てしまいました!
太田喜二郎さんは画家で、点描の絵が多数展示してありましたが、1917年ごろを最後に点描の絵をやめています。
理由は不明
と書かれていました。
そしてその太田さんと親交のあった建築家の藤井厚二さん。
この藤井さんの展示がもう私を虜にさせました!!!
私、衣食住の中では「住」が一番興味ないのですが、藤井さんの設計した家には工夫がたくさん!!!
特に「聴竹居」に興味津々!
1928年に建てられましたが、今は重要文化財に指定されています。
詳しい事は上の「聴竹居」をクリックしていただければHPに飛びます~。
とにかく「通風」がキーとなっているこちらの住宅。
私の鑑賞メモに…
・一屋一室によって通風を確保
・室内の汚れた、あるいは暑い空気を速やかに排出
・床下と天井裏をつないで通風を促進
・導気口(クールチューブ)により冷気の取り入れ
と書いてあったのでこれは展示場所に書かれていた説明だと思います。はい。
そして藤井さんの考えは
「室内環境を快適に保つには著しく不快となる夏場の対策が大切だ」
ということだそうです。
他に、私の鑑賞時のメモに
「住まいは夏を旨とする」by徒然草
と書いてあったのでこれも展示のどこかに書かれていたんだろうね。
とにかく!!
こちらの聴竹居は見学が可能なのでいつか絶対行ってみたいー!と思います。
その他にも藤井厚二さん設計の住宅で見学可能なところがあるみたいなのでぜひ!いつか行ってみたいです。
藤井さんの海外視察日記や海外視察中の絵葉書なんかも展示されていてこちらもおもしろかったです!!
こんなにも夢中で鑑賞するとは…!と自分も意外でびっくりでしたがとても楽しかったし勉強にもなりました。
2019.6鑑賞
ありがとうございました