ドキュメンタリーとフィクションと
シスターフッド
(2019年/日本/89分)
監督:西原孝至
【しょうかい】
フェミニズムを題材にしたドキュメンタリーの公開に向け、取材を受ける日々を送っているドキュメンタリー映画監督の池田。ある日、池田はパートナーのユカから母親の介護をするため、母が暮らすカナダに移住することを告げられる。友人の大学生・美帆に誘われて池田の資料映像用のインタビュー取材に応じるヌードモデルの兎丸は、自身の家庭環境や彼女がヌードモデルになった経緯を率直に答えていく。独立レーベルで活動を続ける歌手のBOMIが語る言葉に触発される池田。さまざまな人間関係が交錯し、それぞれが人生の大切な決断を下していく。(映画.comさんより)
【かんそう】
ドキュメンタリーとフィクションとを融合させた作品でした。
基本的にドキュメンタリー部分は「女性としての生きづらさをどういう時に感じるか」というのをインタビュー形式で聞いています。
もし、私が同じ事聞かれたら…て考えてみました。
のんきにボーッと生きてきた私は語ることないなぁ…と思っていたけど、一つだけありましたわ。
夫婦別姓
これ、私は日本でもあればええなーと結婚当初思っていました。
アイデンティティが、とか深い意味はないのですが、とりあえず超めんどくさがり屋なので諸々の手続きがめんどくさかったから、という理由なだけです…はい…
もちろん旧姓のフルネームが好きだった、というのもありますが。
あと、結婚当初、パスポートも旧姓のものに結婚後の姓を加えたものを使っていたのでたまに空港で説明せなあかん時があって「めんどっちぃぜー」て思ったな…
…て、それくらいの理由なのですが…
あとは社会どーのーではないですが男の人は高齢でも女性よりは比較的子供作れるチャンス長いよねーと思ったり。
映画を観ている時は「ドラマ部分いるかなぁ」と思いましたが、この後の監督のお話を聞いて「なるほどなー」でした。
女性同士が見つめ合うシーンは女性同士のつながりを表しているそうです。
ドラマ部分では『ひと夏のファンタジア』の岩瀬亮さんが出ていらしてお久しぶりでーす!きゃー!となりました。
くうこのおまけ
上映後に西原孝至監督と兎丸愛美さんのトークがあり、終始なごやかで兎丸さんが大きく口を開けて笑ったりしている姿がとてもかわいらしく、兎丸さんのことは、この映画で初めて知りましたが、その飾らないお姿にとても好感を持ちました。
QAコーナーで最後に当たった女性の感想がおもしろかったですねー
その方のお話ではとりあえず西原監督は垢抜けたそうです
うりぼう4つ:
2019.7鑑賞
ありがとうございました