はい!みんな前を向く~っ!
僕はイエス様が嫌い
(2019年/日本/78分)
監督:奥山大史
【ストーリー】
祖母と一緒に暮らすため、東京から雪深い地方の小学校へ転校してきたユラは、同級生たちとおこなう礼拝に戸惑いを感じていた。礼拝の習慣や友だちとも慣れていったある日、お祈りをするユラの目の前にとても小さなイエス様が現れる。ユラは願いを必ずかなえてくれるイエス様が持つ不思議な力を次第に信じるようになっていく。(映画.comさんより)
【かんそう】
私が生まれ育った家は「宗教」といえば冠婚葬祭の時くらいしか身近になかったので宗教と共に育った方とは見方が全然違うのかなーと思いますが…
ユラ君も引っ越した先の祖母の家には仏壇があって祖母と共に拝んだり、学校では聖書があってみんなとお祈りする、とチャンポン状態だけど、でも、それは彼にとっては何の違和感もなく日常なんだなぁ。
転校してきたユラ君が和馬君と仲良くなっていく過程が見ていてほのぼの…
そんな時に事故が起こってしまいます…
あんなにユラ君の願いをかなえてくれたイエス様なのに肝心な時には出てきてくれないんですよね。
決してあのお祈りが「無駄」だったとは思わないけれど、宗教が身近にない私にとってはユラ君が自分で決めて自分で起こしたあの行動が一番相手に届いたんじゃないかなぁ、と思ったりします。
美しい映像がたくさんあったなぁ。
うりぼう4つ:
※画像はお借りいたしました。
2019.7鑑賞
ありがとうございました