ぎふアジア映画祭2018【映画感想2】 | シネマド館

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世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

2本目はこちら!


じゆうだー!!


馬を放つ

(2017年/キルギス・フランス・ドイツ・オランダ・日本/89分)


監督:アクタン・アリム・クバド

 



馬映画大好き!なのでこちらもぜひ観たかった作品です。


この記事を書くのに当日いただいたチラシを読んだのですが、今、知りました。



主人公のケンタウロスは監督自身が演じていらっしゃるんですねー!!!



・・・今さら?!ですみません。




物語は、主人公がキルギスに伝わる伝説を信じて夜な夜な馬を逃がすのですが・・・



この主人公、なんかつかみどころがなくて「はぁ?」なところがあったよねぇ。



馬を逃がす・・・という点は彼なりの明確な目的や信念があるからまだわからんでもないとして・・・





女性関係ね。





奥さんがいるのに他の女性といい感じになって、その女性がその気になって近寄ってきたら


「俺には奥さんがいるから」


とスススススーと逃げる主人公。



いやいやいやいや・・・


それはあーた、その態度じゃぁ女性も勘違いするって!!!その気になるって!!!



と、この一点について、あーちゃんと「あれはあかんよなー!!」「そりゃ勘違いするよなー!!」と盛り上がりましたわ。

 



馬をなぜ夜な夜な逃がすのか、という点については先ほども書きましたが彼なりの理由があります。


純粋に伝説を信じている彼の気持ちもわからんでもないです。


しかーっし!!


人の家の馬を勝手に逃がしたらあかんがな!ですけどね。




でも悲しいかな、時も流れ、社会も生活も様変わりしていきます。


そんな中、純粋な彼は「そうであってほしい」と願うあまりにうまく対応できないのかなぁ、という気がしました。



なんか難しいねー


「昔」「現在」「未来」とバランス取りながら生きていくのって・・・。


特にあのような昔ながらの伝統も色濃く残っている土地だとなおさら、という感じがします。





キルギス共和国・・・って耳にしたことはあってもなじみはなかったので、キルギスの風景を見ることができたのがよかったです!!

画面に映るザラっとした質感の風景は映画の質感とも通じる感じがしました。


変に凝った演出とかもなくシンプルでよかったな。





あと劇中に出てきた「マクシム」という飲み物。


調べてみたら大豆を発酵させた飲み物で少しすっぱいようです・・・







と、いうことで、あーちゃんと「今日観た2本とも主人公はなんかダメ男さんやったなー」と話しながら帰りました。




うりぼう4つ:うり坊 うり坊 うり坊 うり坊


2018.10鑑賞

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ありがとうございました馬