花はきれいに咲かせまっせー
運び屋
(2018年/アメリカ/116分)
【ストーリー】
巨匠クリント・イーストウッドが自身の監督作では10年ぶりに銀幕復帰を果たして主演を務め、87歳の老人がひとりで大量のコカインを運んでいたという実際の報道記事をもとに、長年にわたり麻薬の運び屋をしていた孤独な老人の姿を描いたドラマ。家族をないがしろに仕事一筋で生きてきたアール・ストーンだったが、いまは金もなく、孤独な90歳の老人になっていた。商売に失敗して自宅も差し押さえられて途方に暮れていたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられたアールは、簡単な仕事だと思って依頼を引き受けたが、実はその仕事は、メキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だった。(映画.comさんより)
【かんそう】
自身の戦争体験からか怖いものなしのいつも自信満々で強気なアールじいさんでしたな。
外でええ顔し、名誉を得ることに重きを置いていたアールじいさんの代償は家族との関係。
もう修復でけへんのでは?!て思うくらいの妻と娘の頑なな態度!!
でも妻と娘の気持ちわかる!そりゃそうやろ!てなりますよねぇ。
しかし金の切れ目は縁の切れ目の逆バージョン、ではないけれど、ひょんなことからアールじいさんに運び屋の仕事が来て、簡単に大金が入るようになり少しずつ家族との接触回数が増えていきます…
なんか皮肉な感じしたけれど…
悪に足をつっこんでしまう…ってああいうひょんなことから、て多いのかもしれないなぁ、と思うと同時に、お金が欲しい時にあんなに簡単に大金が入るんだったらそりゃぁやめられへんかもしれんなぁ、と思いました。
アールじいさんもあからさまな羽振りの良さを見せるけど、その中でも金のブレスレットが一番笑ったなー
わかりやすっ!
最後の最後にアールじいさんに究極の選択の時がやって来ますが、やっと、やーっと彼にとって最良の選択をしたのではないでしょうか。
「お金で何でも買えたけど時間だけは買えなかった」
ラストはアールじいさん90歳の再スタート!な感じで良かったな。
くうこのおまけ
マフィアはイライラしたやろうなぁ~
うりぼう4つ:
2019.3鑑賞
ありがとうございました