しかしかしかー
心と体と
(2017年/ハンガリー/116分)
監督:イルディコー・エニェディ
【ストーリー】
ブダペスト郊外の食肉処理場で代理職員として働く若い女性マーリアは、コミュニケーションが苦手で職場になじめずにいた。片手が不自由な上司の中年男性エンドレはマーリアのことを何かと気にかけていたが、うまく噛み合わない。そんな不器用な2人が、偶然にも同じ夢を見たことから急接近していく。(映画.comさんより)
【かんそう】
まず監督の名前が覚えられない…というより発音難しい…
さてさて、映画の方ですが、ネタバレ感想です。
最初は私の大好きな「ヘンテコ」映画かしらん?と思ったのですが、思ったほどでもなく。
『ワイルド 私の中の獣』や『君は一人じゃない』の方が(私の中では)よっぽど「ヘンテコ部門」だったかな。
ヒロインのマーリアがカウンセリングを受けている場面があったり、彼女の普段の言動から何らかの精神的な障害があるのかなぁ?というのはぼんやりわかります。
同じ職場の片腕が不自由な上司エンドレと同じ夢を見ている、とわかってから二人はお互いが気になり急接近していきます。
マーリアの不器用さがかわいくもあり、怖くもあり…
掃除のおばちゃんに恋のレクチャー受けたり、食堂でいきなりエンドレに「今日はパジャマ持ってきました!!」と宣言したり、恋の曲を買いに行ったり。
彼女の恋する様子を微笑ましく思うと同時にハラハラドキドキ!
ラストの二人の笑顔がとてもよかったのですが。
でも。
でもですね。
エンドレが元カノにひどい態度をとる場面が出てくるんですよ。
もし、エンドレとマーリアの仲がこじれてエンドレが彼女にあんな態度取ったらどうしよーと変な心配してしまいましてね。
それでなくてもマーリア…あんなことになってましたやん??
ほんと余計な心配なんだけどね。
あと、視覚的には「赤」が印象的でした。
全体的に白っぽい映画だったので余計にそう思ったのかな。
くうこのおまけ
・社食が美味しくなさそうだったなー。
・ヨーロッパの食卓って品数が少ないなーっていつも思ってしまう。私が知らないだけできっとあんなもんなんだろうね。
・スイバ…て私のメモに書いてあったのですが(食べ物系の名前は鑑賞後にメモメモ)思い出せずに調べたら「草」の名前みたいで。何かのお料理に使っていたのかな。とにかく思い出せない…とほほ。
・どこかで見たことある人だなーと思っていたら・・・『キンチェム 奇跡の競走馬』に出ていた人が!!アービン・ナギーさんかな?
うりぼう4つ:
2018.7鑑賞
ありがとうございました