まぁるいおなか
ファントム・スレッド
(2017年/アメリカ/130分)
監督:ポール・トーマス・アンダーソン
【ストーリー】
1950年代のロンドンで活躍するオートクチュールの仕立て屋レイノルズ・ウッドコックは、英国ファッション界の中心的存在として社交界から脚光を浴びていた。ウェイトレスのアルマとの運命的な出会いを果たしたレイノルズは、アルマをミューズとしてファッションの世界へと迎え入れる。しかし、アルマの存在がレイノルズの整然とした完璧な日常が変化をもたらしていく。(映画.comさんより)
【かんそう】
初ポール・トーマス・アンダーソン作品です!
とてもおもしろかったですねー
最初はレイノルズの紳士的な装いやふるまい、彼の作るドレスがどれも端正で美しく、、スクリーンに映し出される世界にうっとり。
そんな彼に見初められたアルマなんてシンデレラじゃーん!って思っていましたが・・・
おやおやおやおや・・・
どうも・・・
なんだか・・・
様子が・・・
おかしいよ・・・?
最初こそレイノルズの主導権ですべてが動いていましたが、アルマの「うち、へこたれへん!」根性が彼をどんどん浸食し始め、彼の完璧なまでの均整のとれたすべてがじょじょに失われていきます。
もうさ、最後には「二人で勝手にやってくださいませ」てな感じなのですが今後もあの変態茶番劇にハーディ先生が呼ばれるんかと思うと先生が気の毒になりましたわ。
一番の毒キノコはアルマだったな。
くうこのおまけ
気になったお料理
・ウェルシュラビット・・・レイノルズはこれに「ポーチドエッグをのせて」と注文していましたね。ウェールズ料理だそうです。
・ポリッジ・・・お粥だそうです。
・ラプサン・・・ラプサンスーチョン(正山小種)という紅茶らしいです。ほー
うりぼう5つ:
2018.7鑑賞
ありがとうございました