入り込めない見えない距離
かぞくへ
(2016年/日本/117分)
監督:春本雄二郎
【ストーリー】
家族の温かさを知らず養護施設で育った旭は、同棲中の佳織と結婚を目前に控えていた。そんな中、旭は親友の洋人によかれと思って紹介した仕事で、洋人を詐欺の被害に遭わせてしまう。唯一無二の親友であり、養護施設で家族同然に育ってきた洋人と、認知症が進む祖母のために結婚式を急ぐ婚約者の佳織。かけがいのない大切な2人の間で悩み苦しむ旭は次第に追いつめられていき……。(映画.comさんより)
【かんそう】
予告を観た時から観たいなぁ、と思っていた作品でした。
モヤモヤ、ヒリヒリ、イライラ・・・なんでやねん!!といろんな感情がグルグルしましたが、最後のシーンでそれらは解消されたように思いました。
でも、それは洋人の優しさがあってこそ!かな。
洋人、ほんと優しかったな。
あの手書き原稿に旭に対する想いがあふれてたしね。
その洋人の出現で旭と彼女はどんどんどんどんすれ違っていくのですが、あれは誰が悪い!とかはないかなぁ。
旭と洋人はもう家族みたいなもんだし、お互いのことよくわかっていたとは思うけど、旭の彼女にしたら「なんで?」って思うこときっと多かったと思いますわ。
だって、旭、優柔不断なうえに、何も言わないんだものぉ~
言えなかった・・・
旭の性格上そうだったとは思うんだけど・・・
旭の性格は観ている私たちによくわかるように演出されていましたねぇ。
それにしてもあの彼女・・・なかなかキツかったなぁ。
キツいといえば、旭と彼女が一緒に住んでいた部屋。
ワンルームに一緒に住んでいるんだけど、もう、私には絶対無理!!!無理ですわ!!!
私が今住んでいる部屋も決して広くはないけれど、夫とワンルームはほんと無理。
それだけ旭と彼女は仲がよかったのかなーと思いましたけど。
くうこのおまけ
电影朋友さんと旭と彼女の部屋がキツかった、という話になったときに朋友さんが
彼女が結婚式で使用するカードを毎日毎日あの部屋で手作りしているのも・・・
みたいなことをおっしゃって爆笑してしまいました。
確かに!!プレッシャー!!!
2018.6鑑賞
うりぼう4つ:
ありがとうございました