駆け抜ける青春!
(2018年/日本/74分)
監督:松居大悟
【ストーリー】
あるイギリス戯曲が、日本で初めてとある小さな町で上演されることになる。オーディションでそのキャストに選出されて意気込む6人の少年少女たちだったが、公演は中止になってしまう。ショックに打ちひしがれる中、1人の少女が稽古しようとメンバーに持ち掛ける。その呼びかけに奮起し、大人たちに上演中止撤回を迫るが事態は好転しそうもない。どうしても舞台に立ちたい彼らは、本番予定だった日に劇場へ向かい……。(シネマトゥデイさんより)
【かんそう】
74分ワンカット!!
そのことにも驚きましたが、一番驚いたのは彼らの「熱量」だったかもしれません!!!
最初から最後まで演者さんたちの熱量が全く変わらなかったのがすごかったです!
若いー!
演劇なのか現実なのか・・・どちらにせよ観てるこちらがこっぱずかしくなるくらいの青春の一コマでしたが、スクリーンの中の彼らはきらっきらに輝いていました。
彼らを見ながら自分もあんな風にいろんなことに熱く打ち込んでいた時代があったなぁ・・・と思い出しました。
彼らが輝いて見えるのも、見ていてこっぱずかしく思うのも私が歳をとったというか衰えたからというか・・・
ああいう瞬間的に爆発するような「一瞬」って本当に大人になるにつれてなくなっていくし、経験しない人もいると思います。
あの瞬間を、あの仲間で過ごせたのはやはり奇跡であり宝物だったように思います。
圧倒されっぱなしの74分でした!
うりぼう4つ:
2018.6鑑賞
ありがとうございました