人魚ですものー
ゆれる人魚
(2015年/ポーランド/92分)
監督:アグニェシュカ・スモチンスカ
【ストーリー】
海から現れた美しい人魚の姉妹が、1980年代をほうふつさせるナイトクラブを訪れる。セクシーかつワイルドな彼女たちは、一躍スターになるが、一人が美形のベーシストに恋をすると、姉妹の仲はたちどころに悪化し……。(シネマトゥデイさんより)
【かんそう】
先日『シェイプ・オブ・ウォーター』の感想を書きましたが、水の中で生きているイキモノシリーズとして(?)今回はこちらの作品の感想を・・・
※ネタバレしてますよー※
ダークファンタジーでしたねぇ。
作品全体に漂うあの雰囲気はヨーロッパ映画独特のような感じがします。
人魚の姉妹がとってもかわいいのですが、下半身が魚魚魚していてリアルといいますか、グロいといいますか・・・でしたわ。
彼女たちのケンカもまるで動物!!でした。
一見、彼女たちが「人魚」というだけで「人魚姫」のお話とはまるでかけ離れているかのようですが、観終えたあとは、しっかり「人魚姫」だったなぁ、と思いました。
恋するシルバーは彼のために手術するのですが(とっても雑!!心配になったし!!)結局彼は別の人と結婚してしまいます。
でもでもシルバーってばとっても嬉しそうな顔でその結婚式に出席してるのよー
泣ける・・・
シルバーは人間の足を手に入れたので歌えなくなったのはもちろんですが、朝日を浴びると泡となって消えてなくなりました・・・
切ない。
あんな雑な手術まで受けたのに・・・
二人とも陸地でいろんな「初めて」を経験したけれど「初恋」が一番感情が揺れ動いたんじゃないかなぁ。
うりぼう4つ:
2018.5鑑賞
ありがとうございました