【反逆の韓国ノワール】2017 | シネマド館

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世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

 

 

反逆の韓国ノワール2017

 

このような特集が組まれ、4本上映されました。

 

全部観たかったのですが結局3本だけ鑑賞。

 

どれも面白かったです。

 

2018年も同じような特集があったと思うのですが、1本も観ることができませんでした・・・泣き1

 

 

 

さてさて、昨年観た3本はこちらです。

 

 

 

 

『善悪の刃』

(2017年/韓国/119分)

 

監督:キム・テユン

 

【ストーリー】

益山市でタクシー運転手が殺害される事件が起き、ナイフを所持していた第一発見者で15歳の少年ヒョヌが逮捕される。有罪判決を受けた彼は、10年の刑期を終えて出所するが、被害者遺族への賠償金の支払いに悩まされる。一方、敗訴が続いていた弁護士ジュニョンは、話題作りのためにヒョヌに再審を提案する。その話に乗ったヒョヌから、殺人を犯していないと告白され……。(シネマトゥデイさんより)

 

【かんそう】

 

チョン・ウとカン・ハヌルが素晴らしかったです。

 

2000年の事件を元にしているのですが、彼はその時15歳。

 

冤罪で逮捕されて10年。

 

その後2016年再審、そして無罪。

 

冤罪と自白効力の恐ろしさ。

あんな取り調べがまだまかり通ってるのか・・・それこそ犯罪やわ。

 

ちょっと『弁護人』を思い出したかな。

 

青年の母の愛に泣けてきました。

 

「おまえ、今、笑ったのかい?」って・・・ずーっとずーっと息子の事を心配して見守ってきたんだもんね。

 

 

魚介類の具沢山ラーメンがちょっと食べてみたかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『殺戮に至る山岳』

(2016年/韓国/93分)

 

監督:イ・ウチョル

 

【ストーリー】

 

15年前に鉱業所で死亡事故が発生したのを機に、人が近づかなくなった山。その事故で大けがをした男ムンは、空砲の銃を手にしてハンティングを装いながら山中をさまよい歩く毎日を送っていた。ある日、山の所有者であった息子を亡くした老人が金脈を発見。彼女からの通報を受けた刑事パクは金を奪おうと考え、双子の兄に頼んで猟師を山に集結させる。老人を殺してその孫ヤンスンをも亡き者にしようとするパク。それを目の当たりにしたムンは、ヤンスンを守ろうとするが……。(シネマトゥデイさんより)

 

【かんそう】

 

アン・ソンギがずーーーーーっと山の中を走り回っていた作品・・・

 

「物語」の深みを見せる、というよりは「ザ・レイド」のようにやるかやられるか!ベンベン♪

 

という感じだったかな。

 

そこにもちろん理由はあるのですが・・・でもやっぱり走り回ってやるかやられるか!ベンベン♪かな。

 

ハン・イェリが出ていてそれが嬉しかったわ。

 

 

 

『特別捜査 ある死刑囚の慟哭』 

 

(2016年/韓国/121分)

 

監督:クォン・ジョングァン

 

【ストーリー】

暴力事件を起こして職を追われた元警察官のピルジェは、現在は犯罪者に弁護士を紹介する法曹ブローカーとして成功していた。ある日、ピルジェは死刑囚のスンテから、自分は罪を犯していないという内容の手紙を受け取る。スンテは、仁川に君臨する財閥企業の関係者が殺害された事件の犯人として服役していたが……。(シネマトゥデイさんより)

 

【かんそう】

 

この特集の中では一番観やすかったかな。

 

社会派もので、また、冤罪も絡んでいたけれどエンタメ色が強かったからかもしれません。

 

主人公が強すぎて暴力もすごすぎたのですが、それでも悪いお金持ちたちに立ち向かう彼をついつい応援したくなる1本でした。

 

死刑囚になってしまった父ちゃん・・・

執念で生き抜いてくれてよかったわ・・・

 

 

 

 

以上3本とも見ごたえがあって、三者三様のおもしろさがありました!

 

来年もしあったら1本くらいは観たいなー

 

 

 

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ありがとうございましたカエル