帝一の國

本当の理由は・・・

帝一の國

（２０１７年/日本/１１８分）

監督：永井聡

【ストーリー】

国内屈指の名門校である海帝高校で生徒会長の座に就いた人物には、将来の入閣が約束されていた。首席で入学を果たした新入生の赤場帝一（菅田将暉）には、いつか総理大臣になって己の国を作り上げるという大きな野望があった。彼は2年後に控えた生徒会長選を見据え、全国から集まったトップエリート800人の高校生相手に戦いを挑む。(シネマトゥデイさんより）

【かんそう】

おもしろかったですねー！！

最初は出ている役者陣を見て、これはよくあるヤングなアイドル映画じゃぁないのか？！と思い、大好きな菅田君が出ているのはわかっていたけれど、鑑賞の優先順位はかなり低かったです・・・いや、もうスルーの域に入っていたかも・・・。

ですが、ネットか何かで原作者の方が参考にしたのは『白い巨塔』『浅間山事件』『官僚たちの夏』などなどで、団塊世代にも刺さると思います・・・と書かれていて急に観たくなりました。

いや～

笑いましたねぇ～

菅田君が出ていたドラマ『民王』をちょっと思い出すテンションでしたね。

最初から最後までテンション高くぶっちぎり、裏切り裏切られ、最後は誰が勝つのか？！・・・高校生たちの青春政治人生－－－－－っっ！！

なのですが、でも、根底にあるのは「友情」

ジャンプ特有の”友情””努力””勝利”がストレートに詰まった作品でしたねー

単なる若者向けのコメディーというわけでもなく、大人向けの骨太作品、というわけでもないのですが、とてもまっすぐな作品で登場人物みんな愛おしかったです。

帝一が総理大臣を目指した元々の理由にもちょっとホロっとしました・・・

くうこのおまけ