2017年11月
あーちゃんとヒストリカ映画祭に向かう前にこちらの展示会に行ってきました。
顔はめてあーちゃんに撮ってもらいましたー
全部で5章から構成されている展示でした。
第1章 ようこそ地獄の世界へ
往生要集や六道絵などが紹介されていて、この年の夏に見た源信のものなどが展示されていました。
往生要集ってあの世のガイドブックみたいなものだったそうですわ。なるほどねー
第2章 地獄の構成メンバー
おもしろかったです!
奪衣婆坐像というものがあったのですが、名物ばあさんだったそうですわ。
私もあまり知らなかったのですが、あーちゃんが詳しく教えてくれました。恐るべしあーちゃん・・・
将来、たぶん、あーちゃんは奪衣婆になるんだと思います。
地獄には「十王」と呼ばれる10人の裁判官がいて、閻魔様はそのうちの一人だそうです。
へー
あらゆる地獄のトップに君臨するのかと思ってました!
この閻魔様もこの展示の中ではちょっとおちゃめな一面が覗けたりしました。
第3章 ひろがる地獄のイメージ
ここでは私の好きな『曼荼羅』が何作品か展示されていました。
「熊野観心十界曼荼羅」の怖い地獄部分が墨で塗りつぶされていた跡があったのですが、説明によるとどうやら子どもが塗りつぶしたようで・・・
子ども・・・怖かったんだねー
なんか微笑ましい。
第4章 地獄絵ワンダーランド
楽しかったですね~
地獄の世界なのに。
『一百三升芋地獄』というものがあったのですが、内容は芋が地獄に落ちて鬼からユルい責め苦を受け続ける、というものです。
あーちゃんと大笑い。
芋が地獄に落ちるって!!!
ユルい責め苦を受けるって!!!
絵もとってもかわいらしかったです。
山東京伝という人の作品ですが、こちらと『箱入娘面屋人魚』が、今、漫画になっているそうです。
読みたい!!!
そして、何度見てもニヤニヤする耳鳥斎筆『地獄図巻』!!!
ほんとシャレが効いていておもしろくてニヤニヤします。
豆腐屋の地獄、人形遣いの地獄、芸子が三味線になる・・・
よくこれだけ思いつくなーって。
これも一度全部読んでみたいわー
この章の最後は偉大な水木先生の『水木少年とのんのんばあの地獄めぐり』でした。
第5章 あこがれの浄土
地獄を堪能した後は浄土で締め!
ここで心も浄化されて鑑賞終了~
あーちゃんと一緒に、というのもあってとても楽しい展示鑑賞でした!!
ありがとうございました