(2016年/イギリス/127分)
監督:ブラッド・ファーマン
【ストーリー】
1980年代。アメリカに入ってくるドラッグのほとんどが、コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルの組織を経由しているとされていた。危機感を募らせたアメリカ政府は、打倒エスコバルを目的にした大規模な潜入捜査に取り掛かる。捜査官としてキャリアを積んできたロバート・メイザー(ブライアン・クランストン)は、大富豪を装ってエスコバルの組織に接触。内部からの組織崩壊を進める彼だが、いつ正体を見破られるかという極度の緊張状態に置かれることで精神は疲弊し……。(シネマトゥデイさんより)
【かんそう】
ずーっとハラハラドキドキでおもしろかったです!!
実話を元にしているそうですね。
潜入捜査だから役(?)になりきって相手の懐に入っていくのですが、もう、それ、バレるんちゃう?バレるんちゃう?大丈夫?!てほんとハラハラ。
ロバートの婚約者役に若手のキャシーが選ばれるんだけど、これまたほんとヒヤヒヤした~!
実話ベースだから結果わかってるのにハラハラしましたよー
メイザーは5年の年月をかけてエスコバルとの交流を深め、信頼を築いていくわけですが・・・
そりゃぁそんな密なお付き合いしていたらお互い情もわくわなぁ、と、見ていて思いました。
ちょっとネタバレ
ラストの結婚式のシーンでボブが「危険を回避してほしかった」とエスコバルに言ったのは別の意を含んだ本音だったように思いました。
無言で見つめ合う二人が切なかったわぁ・・・
くうこのおまけ
若手捜査官キャシーがロバートの家に礼服を取りに行くシーンがあります。
彼女との関係を不安がるロバートの奥さんにキャシーは
「あなたはパーティが苦手。あなたの好きなものはピザとパイナップル・・・」
と家族しか知らないような事をいろいろ話すシーンがあるのですが
「あなたは幸せ者だわ」
と締めくくるキャシー。
なんかこのシーンがとても印象に残っています。
うりぼう4つ:
2017.5鑑賞
ありがとうございました