(2016年/日本/82分)
監督:大川五月
【ストーリー】
とある出来事以降、防災頭巾を肌身離さず持っている12歳の少年・京太(土屋楓)は、母の絹子(清水美沙)や大好きなティム先生と楽しく過ごしていた。ある日、海外から一人の訪問者がやって来る。そのことがきっかけで京太はある行動に出る。それは人々が心の奥底にしまった記憶を呼び覚ますもので……。(シネマトゥデイさんより)
【かんそう】
とある出来事以来・・・というのはもう、紛れもない東北大震災のこと。
京太は防災頭巾を外そうとはしませんでした・・・
海外からやってきたティム先生は京太の学校にいる先生ですが、京太はその先生が大好きでいろいろとつきまとっています。
独学でも英語を勉強しているのですが、その理由がなんとも・・・
ここで暮らしていくのにティム先生は京太にとって心の支えだったんだねぇ。
でも、また海外からこの町に訪問者が!!!
ティム先生の後任者というではあーりませんか!!!
ティム先生が帰っちゃう!!!!
京太はティム先生にずっとこの街にいてもらいたいために奮闘します。
しかし、ティム先生はティム先生で考えるところあって帰国することを決めていたのです。
最後は涙が出ました。
直接的な言葉では表現されていませんでしたが、京太も母も、またその周りの人もやはり、当たり前ですが私が想像する以上の想いを胸に生きているんだ、ということが伝わってきました。
京太もティム先生も変わったよね。
この街で。
くうこのおまけ
貸切状態のおひとり様での鑑賞でした・・・(客席数は20席くらいのシアターですが)
うりぼう4つ:
2017.8鑑賞
ありがとうございました