日本誕生 | シネマド館

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世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

東宝映画1000本記念映画!


日本誕生

(1959年/日本/182分)


監督:稲垣浩


【ストーリー】

大和国の皇子・小碓命が、景行天皇から熊曽族の征伐を命じられた。熊曽族の王、熊曽建(クマソタケル)を討ち果たした小碓は、日本武尊(ヤマトタケル)の名を与えられる。その頃、宮中では彼を陥れようとする陰謀が渦巻いていた……。東宝映画1000本を記念して公開された作品。古事記に材を採り、神代の物語と景行天皇の時代とを織り交ぜながら描く。 (allcinemaさんより)




【かんそう】


【女優 原節子のすべて】特集より鑑賞




こういう昔のコスプレものって好きでしてねぇ。ぐふ。


楽しいですやん?


つい観に行ってしまいます。




今回の原節子さん特集でも「楽しみにしている作品」上位に入っていました。




でも、これ、182分もあったんだ!!!と、データを見てびっくりしましたが、私が観たのは確か短縮バージョンで2時間くらいのものでした。



ま、私個人は2時間で十分でしたわ。お茶1




とは言え、東宝映画1000本目の記念制作作品というだけあってキャストも制作陣もすーっごい豪華ですキラキラ

人件費にどんだけのお金が・・・とか余計な事が一瞬脳裏をよぎるくらい豪華です。




原節子特集で上映されるくらいなので原さんも出てるのは出てるのですが、「原節子特集」と名打っての特集でわざわざ上映されるほどの出番ではなかったと思います。


天照大神の役だったんですけどね。



でも天照大神という神々しくて威厳があって・・・という役に原節子さんはぴったりでした。



有名な天岩戸のお話がありますよね。

天照大神が岩戸の向こうの洞窟に隠れてしまって世の中真っ暗に・・・とかいう。


その天岩戸のシーンもきっちり再現されるのですが、天照大神に出てきてもらおうと、外で踊るのが乙羽信子さん。


これまた愛嬌のあるダンスで、あれは自前ダンスなのか振付師がいたのか?!とか、いろんなことを考えながらも彼女の踊りに釘付けになりました。



そしてやっと出てきた天照大神!晴れ



皆にやんややんやともてはやされて、一瞬笑うか笑わないかの表情をされるのですがそれが見事でした。





ちなみにこの映画の主人公は日本武尊で、三船敏郎さんラブラブが演じています。きゃっ



黒澤明監督での三船さんに慣れていたのでこのコスプレには若干・・若干ですが「ぷっ」でした。


若干。


ほんと若干ですよ?





ぷっ・・







また、殺陣もみどころの一つだと思います。

もちろん時代劇での三船さんの殺陣の方が美しいかとは思いますが、こちらもなかなか見せてくれたと思います。



「あぁ。なんてきれいなお姫様なんだ」



とか言うてる三船さんを観ているよりは殺陣を観ている方がよっぽど楽しかったです。





やっぱり予想通りつっこみどころ満載でしたけれど「がんばって作った娯楽大作!みんな観てね!」という意気込みも感じられなかなか楽しかったです。



クラッカーくうこのおまけクラッカー


・『隠し砦の三悪人』(黒澤明監督作品)で「どんだけ棒読み?!」な大根味のある演技を披露してくれたあの、上原美佐さんも出演されてました!!かわいいですね。やっぱり。



・日本武尊は日本各地を回るのですが、その立ち寄る村々がちゃんと個性を出していて面白かったです。

熊曽建の村はとてもカラフルだったなぁ。



・特撮シーンもありますが、そこはしっかり円谷英二氏が担当されています!!やっぱりド迫力でした!





うりぼう4つ:うり坊 うり坊 うり坊 うり坊





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ありがとうございました♪