(2014年/カナダ/134分)
監督:グザヴィエ・ドラン
【ストーリー】
ギリギリの生活を送るシングルマザーのダイアン(アンヌ・ドルヴァル)は、15歳のスティーヴ(アントワーヌ・オリヴィエ・ピロン)と二人で生活している。彼女は最近矯正施設から退所したばかりの注意欠陥多動性障害の息子の扱いに手を焼いていた。やがて母子は隣の家に住む、今は休職中の高校教師カイラ(スザンヌ・クレマン)と親しくなっていき……。(シネマトゥデイさんより)
【かんそう】
初ドランです。
この映画はまず予告編でびっくりしました。
今までドラン作品と接触さえしたことがなかったのですが(家でトレイラーとかあんまり観ないので)、予告編を観た時に「だれだれだれの作品?!こんなに画力のある作品をつくるのは!!」とドキドキしたのを覚えています。
で、この作品を知ったわけですが、実際本編を劇場で観たときに、思ったのは噂に違わず・・・でした。
すんごい監督が現れましたね。
まだ25歳でしょ?!
これは・・・ないですねぇ。(褒めてます)
アスペクト比・・・びっくりですよねぇ。(褒めてます)
鳥肌立ちましたし。
この作品を撮った監督が25歳という事を知らなかったとしても、作品の力強さと感性のみずみずしさは普通に感じたと思います。
そこに「彼、25歳だってー」という情報を入れるとやっぱりびっくりー!ですわ。
でも、ほーんと、この監督すんごいな・・・と思うところは多々ありました、と素人の私が言うても知れてるし、説得力はないのですが、でもやっぱり感嘆するところが多かったです。
もちろん役者陣やスタッフ陣も素晴らしくて途中でだれることは一切ありませんでした。
ただ、私が「初ドラン」ということで勝手にハードルを上げていたからか、そこまで思い入れの強い映画にはなりませんでした。
なんだろ?
内容に対する好みの問題かな?
うりぼう4つ:
ありがとうございました