20歳よ、もう一度 | シネマド館

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世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

莫名其妙~♪


20歳よ、もう一度

(2015年/中国/132分)


監督:陳正道


【ストーリー】

石頭で融通の利かない70歳の老女(グア・アーレイ)が写真館で写真を撮って出てくると、何と20歳のころの自分(ヤン・ズーシャン)に戻っていた。外見は20歳なのに内面は70歳のままの彼女は、思いがけず天から与えられたチャンスを生かそうと一念発起。今までの人生では実現できなかった青春の日々を取り戻そうと奮闘する。(シネマトゥデイさんより)




【かんそう】


待ってました!!


韓国映画『怪しい彼女』の中国バージョンです!


リメイクではありませんよぉー。



元々同じ内容で韓国と中国で同時に撮って同時に公開しましょう☆という企画でスタートしたものの、中国側の制作がずれてしまい(監督のご都合だったかな?)、同時公開に至らなかったので韓国が先に公開、という形になったようです。


そして、その後中国側も無事制作終了、公開、という流れになったようなので、どうもリメイクと思われがちなのですが、実はこのような経緯があります。



でもおもしろい企画してはったんやなぁ。





『怪しい彼女』が私のその年のベスト10に入るくらいに大好きな作品だったので中国バージョンもそれはそれは楽しみにしておりました。


監督も陳正道監督ですし!!



で、中国大陸映画と言えば観客の平均年齢が高い!というのが相場が決まっているのですが(?)、今回もそうなんだろうなぁ~と思いながら劇場へ。


会社を休んで平日の午前中に行ったのですが、なんとなんと若い女の子たちがわんさかわんさか!!



ひぃやぁぁああぁぁぁああああぁぁぁあああ!!

ありえないわぁぁああぁぁぁあぁぁああぁぁ!!やんぐやんぐー!!!



でも嬉しいぃぃいぃいぃいいい!!



若い方たちが劇場に来てくれるのはやっぱりうれしいです。



でも、なんでなんで?と思ったのですが、どうやら韓国バージョンも中国バージョンも主人公の孫役の男の子を演じているのがアイドル系?の人気ヤング男子みたいなのです。


中国バージョンでは彼。

きれいな顔してはるね。誰かはわかっていないんだけど。


そういえば韓国バージョン『怪しい彼女』でも私の後ろに座っていた女子がその孫の男の子が出るたびに「かわいい・・」「かわいい・・」て言ってたなぁ。

韓国バージョンの方の男子も私は誰かはわかっていないのですが。


映画の方ですが、お話は知っているので中国バージョンならではの雰囲気を楽しませてもらいました。



ヒロインの杨子姗は『So Young』で初めてお目にかかったのですが、今回もそのイメージとあまり変わる事なかったかなー



そして、ヒロインとええ感じになる音楽プロデューサーに陳柏霖(チェン・ボーリンね)。


私は彼のことはどちらかと言うと好きな方なのですが、色気を感じるとか、ドキドキ・・というのはスクリーンの中の彼ではあまり強く感じたことはないような・・・


韓国の『怪しい彼女』のプロデューサー役の方はほどよく色気があって大人の男性、という感じでドキドキしたので、そっか・・チェン・ボーリンか・・・と、観る前までは「ふーん・・」くらいしか思っていませんでした。


ですが、今回のチェン・ボーリンは大人の男性、という感じでとてもかっこよかったです。

どきどきー♪




そしてクライマックスでは『怪しい彼女』と同じところで涙。

わかってんのに。

こう来るで、ってわかってんのにぃーうぅううっ...



中国バージョンと韓国バージョン。


両方ともお国柄が出ていてとても楽しく鑑賞させていただきました。

お料理関係のシーンなんか特に顕著で面白かったです。(違って当然か・・)


でもやっぱり家族を思う気持ちは「国」は関係なく同じなんだなーと思いました。


     

来年春は多部未華子さん主演で日本バージョンが公開されますねー

もちろん観にいくつもりです!




クラッカーくうこのおまけクラッカー


・私個人の好みは『怪しい彼女』の方かなぁ。

主演女優のシム・ウンギョンが大好きだから、ということもあるだろうけれど、最初に観たから、というのもあるからかしら?



・主人公の孫がロックバンドを組んでいるのですが、最初、そこの女性ボーカルが二日酔いで登場します。


その二日酔いの原因が「白酒のスプライト割り」!!



懐かしすぎー!今でもあるんだ!!!


と、嬉しくなりました。



私も中国留学していた頃、最初は白酒が飲めなくて(別に飲まんでもええんやけど)友人たちに「スプライトで割ると飲みやすいよ」と教えてもらい、そのようにして飲んでいました。

口当たりがよくてついつい飲みすぎて劇中の彼女のようにグロッキーになってましたけど。


中国大陸の白酒はアルコール度数50度以上のものあれば38度くらいのものもあったりで、基本的には度数の高いものがほとんどかな。

どのお酒もそうだとは思うのですが値段が安いものほど悪酔いしやすいです。

高級な茅台酒なんかはほんとおいしくて変な酔い方はしませんでした。

少しの量で大満足、ということもありましたけど。




留学中でも後半になると、中国料理を白酒ストレートで楽しむ、という憧れスタイルができるようになったのですが、今はもうとてもとても無理です。泣き1


寒い日も白酒で体を温めたり、といった日々が懐かしいです。(ほんとに勉強してたのか?!というツッコミは置いといて)


うりぼう4つ:うり坊 うり坊 うり坊 うり坊




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ありがとうございました☆