自由が丘で
(2014年/韓国/67分)
監督:ホン・サンス
【ストーリー】
年上の韓国人女性クォン(ソ・ヨンファ)に好意を抱くモリ(加瀬亮)は彼女を追ってソウルを訪れるが彼女はどこにもおらず、日記に似た彼女への手紙を書くことに。クォンはどこにいるのかと考えながらソウルの街を歩き回る中、同じ宿に泊まっているサンウォン(キム・ウィソン)と親しくなり毎晩のように酒を酌み交わす。また迷子の犬と遭遇したことで、モリはカフェ「自由が丘」の女主人ヨンソン(ムン・ソリ)とも親密になっていき……。(シネマトゥデイさんより)
【かんそう】
大好き大好きホン・サンスー!!
ホン・サンス監督作品が観れるー!ということだけでもとても楽しみだったのですが、この作品では加瀬亮さんも出演されると聞いてそれもまた楽しみでした。
加瀬さんはホン・サンスワールドではどんな感じなんだろー?!とワクワックー
期待通りとてもおもしろい映画でした!
たくさんの方が書かれていますが、時間軸がパズルみたいになっているのもおもしろかったです。
これ、撮影は時間軸通りだったそうですねー
加瀬さんも出来上がりを観てびっくりー!というのを何かのインタビューで読みました。
でも、観ている時も観終った後も別に完成させなくてもいいパズルに思いました。
もちろん自分の中で「あれが来て、これが来て、こうきてああきて・・・」と時間の順番を考えるのも楽しいとは思いますが、ポーンポーンと飛んでいく時間軸に乗っかってそのまま終わりました、というのもいとをかしかなーなんて思ったりして。
また本のタイトルがにくいわー
67分という短い作品でしたが、その中で加瀬さんのベッドシーンも観れたのがなかなか♪むふー
加瀬さんもムン・ソリさんもなかなか色っぽくてよかったです♪むふー
また、加瀬さん演じるモリさんも「なんかいそうやねぇ。こんな人」という感じで違和感なかったなぁ。
そしてホン・サンス作品と言えば・・・
ハイ!
飲んでっっ!!!
観ている時も「加瀬さん・・・まじ酔いちゃうか」と思っていたのですが、インタビュー記事を読んでいると本当に酔っていたらしいですねー。
上の写真で抱えられて歩いていますが、本当に歩けなくなって抱えてもらってるそうですよ。
いいわー。
あと、ホン・サンス監督独特のズームとか、そっから始める?!それいる?!なシーンとか全部が好きです。
特にこのシーンがすごく印象的でした。
インディペンデント映画っぽかったんですよ、このシーンの始まりが。
また妙に不自然と言いますか・・・
とは言え、インディペンデント映画とはぜーんぜん違う仕上がりですけどね。
(あ。もちろん素晴らしいインディペンデント映画もたくさんありますので!)
このシーンも特にストーリーとは関係ないのですが、おもしろくて好きでした。
ホン・サンス監督作品のこの独特な感じや雰囲気はやはりインディー商業関係なく稀有だと思います。
真似しようと思っても真似できるようなものじゃなさそうですよねー
笑顔もすてきー!
くうこのおまけ
・加瀬さんは小さいころ(7歳くらいまで)アメリカに住んでいたそうです。へー!知らなかったー!!
・R-1のCMが好き。特に極寒の地で子供たちが裸で水をかぶるバージョン。
加瀬さんだけは着こんでいて、笑顔で子供たちを観ているのですがちょっととまどっている感じも見てとれるし、心底笑ってないような気がして「加瀬さん・・内心どう思ってるんやろう・・」といつも思ってしまいます。
考え過ぎでしょうけど。
他のバージョンは何も思わないのですがねぇ??
うりぼう5つ: ←もう贔屓と言われてもいい!!
ありがとうございました☆