天才だけどやっぱり子供
天才スピヴェット
(2013年/フランス・カナダ/105分)
監督:ジャン・ピエール=ジュネ
【ストーリー】
天才だが、それゆえに周囲との溝を感じる10歳の少年T・S・スピヴェット(カイル・キャトレット)。そんな彼にスミソニアン学術協会から、最も優れた発明家に授けられるベアード賞受賞を知らせる電話が。授賞式に出席するため、彼はたった1人で家のあるモンタナからワシントンへ旅立つことに。さまざまな出来事や人々と出会いながら、カウボーイの父親、昆虫博士の母親、アイドルを目指している姉、事故によってこの世を去った弟へ思いをはせるスピヴェット。やがて彼はワシントンに到着し、授賞式に臨む。(シネマトゥデイさんより)
【かんそう】
初めて劇場で3Dとやらを観ました。
めがね買いました。(ちっ・・)
でもこれは3Dでよかったかも。
ジュネ監督作品では『アメリ』が非常に有名ですが、私は未見。
なんかあまりにももてはやされていて、逆にあんまり観たいと思わなくて・・・
↑
ひねくれ者
でもジュネ監督の『ロスト・チルドレン』は超~好き。
京都の劇場に観にいったのを覚えています。
ちょっとダークなおとぎ話を観ているみたいでおもしろかったです。
で、ジュネ監督作品はほんの数本しか観ていないのですが・・・ジュネ監督といえばなんとなく薄暗い・・というイメージです。(アメリを観ていないので)
しかしこのスピヴェットは明るい自然に明るい都会でちょっと監督作品のイメージが変わりました。
しかもなんか作品のテイストがやさすぃー!
私が観ていないだけで実は優しい作品はたくさんあるのかしら?
でも独特で不思議な世界、そして遊び心満載なところは「あぁ・・ジュネっち・・・」という感じでしたし、視覚的には3Dととても相性がよかったと思います。
ええ作品には違いないのですがそれほど私にはグッと来ることもなかったかなぁ。
だけどやっぱりママが好き~♪
と言いますか、なんだかんだ言うても家族が一番よね、旅をしたことで家族の愛がわかったよね、な感じで私の中では終わったと思います。
ストーリーというよりは視覚で楽しんだ、という印象が強い作品でした。
くうこのおまけ
うぅ・・・かわいすぎる・・・・・
うりぼう3つ:
ありがとうございました