事務所に着いたらガイドさんが
「みなさまおつかれさまでした。今日はたくさん歩きました。みなさん疲れています。
マッサージどうですか?」
としっかり営業。
もちろんパス。
するとガイドさんもあっさりしたもので
「飛行機の時間までまだたくさん時間があります。どうしますか?」
と聞いてきました。
「空港で夕飯でも食べようかと思うけれど、空港にはレストランなどありますか?」
と聞くとあっさり「ないです。」
すかさずガイドさんは営業かけてきます。
「食べたいものを言えば私たちがレストランを予約します。」
両親も空港で食べるところがないのであればここで食べて行こうと言いましたので
「じゃぁ何があるのか教えてほしい」
と言うと
「日本料理、クメール料理・・・なんでもあります。」と、ガイドさん。
「それでは選ばせてください。何があるのですか?レストランが書いてあるリストとかありますか?」
ガイドさんは「リスト」という単語がどうもピンと来ないのか私の言い方がまずいのか
「なんでも言ってくれたらそこを予約します。なんでも言ってください。」の一点張り。
「日本料理、クメール料理、そのほかに何がありますか?」
と聞くと「日本料理がいいのですか?」とかみ合わない。
もし可能ならどのようなお料理がでるのかも聞きたい!が、それは多分彼女の語学力では無理かな。(お料理の名前ならいけるだろうけど説明って意外と難しいのよ・・・私は、だけど)日替わりでメニューも違うかもしれんしな。
などなど色々考えていたら・・・
父と母が二人そろって
「あんたが食べたいもの言うたらええねんか!何でも言うたらええやんか!早く言いや!」
と急かしてきました。
はぁぁああぁぁぁあああぁぁぁああん?!
その瞬間・・・
「はぁ?!それやったらお父さんとお母さんが決めたらええやんか!!!なんでもかんでも頼らんとって!!」
この旅行最大のブッチン!でした。
ぷちプッチンは何度もありましたけど。
「もぉ・・なんやのよ・・・そない怒鳴らんでもええやんか。・・ほなクメール料理でいい・・・」
母がふてくされて言いました。
ガイドさんは私たちのやり取りを意にも介さないようでシレっと
「一人10ドルです」
とちゃっかり請求してきます。
だいたいガイドさんとの会話が成り立たないことから起こってる家族喧嘩ですけどぉぉ?!
「領収書もらえますか?」
「ちゃんと私が事務所に支払いますので大丈夫です」
・・・もらえへんのかぃ。
自分が6000円返してきた時は「返してもらいました」と一筆書け、と言ってきたのに。
もうこのガイドさんとのやりとりもしんどくなってきていたのでそれ以上は要求しませんでした。
わりと大手だし、事務所の敷地内でやいやいやっているので、そんなあくどいこともせんやろ。
んでガイドさんもマジメっていうのはわかってるし。
わたし・・・この時、ほんと今までの自分を反省したと同時にもっと自分の語学力を上げようと本気で思いました。
今までアテンドボランティアを何度もしてきましたが、今回のように私とゲスト側の会話がうまくかみ合わなかったり、私が言葉の意味を理解できなかったりで、ゲストさんたちにイライラさせてしまった、ということは私が思っている以上にあったのではないでしょうか。
幸い今まで「もうええわ・・明日から私一人で動くし。」と匙を投げられたりクレームが来たり、などはありませんでしたが、それはきっとゲストさんたちが「この人らはボランティアだから」という寛大な心と目で見ていてくれたからではないでしょうか。
カンボジアでわたくし、思い返して反省しましたわ。
今後もどんなイベントにしろ、アテンドボランティアは体力が続く限り、続けていきたいと思っているので、ゲストの方に最後まで楽しく、そしてできるだけノーストレスで過ごしていただけるように「おもてなし」力ももちろんですが、語学力もしっかり身に着けたいと思いました。
ええ勉強になりましたわ。ありがとう。ガイドさん。
旅行社と提携しているのか、私たちが入った部屋は日本人客ばかりでした。
すでにすっかり食べ慣れた感のあるクメール料理。
味は「こんなもんかなー」と特別おいしい!ということもなかったです。
でも炒め物はやっぱりタイ米ととても相性がよかったです。
もーグチグチ書いたついでに言うと最後に出てきたコーヒーが、ほんま申し訳ないけど最悪でした。
コーヒーなめんなよ!てけとーにいれてんじゃないわよ!て、思うくらいに雑な味でした。
たぶんインスタントやろうなーとは思います。
日本では食事のあとにコーヒがサービスされることが多い、と聞いたからなのかなんなのかわかりませんが、すごく取って付けた感がありました。
とにかく私の口には合いませんでした!!すんませーん!!
時間になったので空港に送ってもらい、最後は笑顔でさよなら。
ほっ・・・解放感・・・
シェムリアップ空港はほんと小さいなーと思ったのですが、私が利用したのは国内便の場所だったからでしょうか??
国際便の場所を見れば広かったりするのかな?
待っている間、やっぱりお土産を物色。
私はアンコールワットの絵葉書を買いました。
とてもきれいな写真でした。
母は知らない間に椰子の実ジュースを飲んでいました。
「だってあんなにガイドさんが勧めるからさー。どんなんかなーと思って」ということらしいです。
味を聞いたら
「別に飲んでも飲まんでもどっちでもよかったなーっていう味」
と返ってきました。
ま、経験経験。
旅は経験よねー
私も一口もらいましたが、確かに何がどうってこともなく、あっさりしてたかな。
それではプノンペンへ帰ります!
ありがとーシェムリアップー!ありがとーアンコールワットー!!
いろいろあったけどやっぱり来てよかったです(*^^*)
にほんブログ
ありがとうございました☆