ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館~華麗なる貴族コレクション | シネマド館

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ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館展  ~華麗なる貴族コレクション~

@あべのハルカス美術館

(2014.5.31~2014.7.21)



この三連休で展示が終わっちゃうーーー!!ということで行ったのは先月ですが感想などを・・・



初めてあべのハルカスに行きました!!


必然的にあべのハルカス美術館も初めて、ということになります。




あべのハルカス美術館はあべのハルカスの16階にあります。




さてさて、ポルディ・ペッツォーリとは人の名前です。


正式には、ジャン・ジャコモ・ポルディ・ペッツォーリ・・・という長い名前です。

ひげも長いです。


この髭スタイルは当時流行した箒型と呼ばれるものだそうです。



このポルディ・ペッツォーリ美術館はヨーロッパでもっとも優雅な邸宅美術館とされているそうですので、家を美術館にしてるのか!!!と驚きです。




邸宅を美術館として開放するいきさつですが、彼は自分の書斎で心臓発作で亡くなったそうで、彼の遺言に


「全ての美術コレクションは永久公開されるものとする」




とあったため、1881年4月25日に邸宅は美術館として公開されることとなったそうです。





展示の中に、邸宅美術館の写真も紹介されていたのですが、まー豪華でしたし、広かったです!!


美術館の外には彼の邸宅に遊びに来ましたーという感じで写真を撮影できるところもありました。



こんな感じー
部屋に入れてもらえず待たされている感じー



展示されている作品もどこか優雅な作品ばかり。


華麗なる貴族コレクション・・・という名にウソ偽りございません!



とりわけ宗教画が多かったように思いますが、それも時代の流れだったのかもしれません。



メインはこの「貴婦人の肖像」ピエロ・デル・ポッライウォーロ

初来日です!!


ただの女性の横顔?な感じですが、よーく見ると、髪の装飾品やドレスの質感などが実に細かく見事に描かれています。


また女性の表情も品があって美しいです。



チラシにも彼女がデザインされていて「あの女(ひと)に、会える」というキャッチコピーがついているのですが、美術館の外には彼女と向き合って写真が撮れるブースがございます!!



あの女(ひと)に、会えました・・・

なかなか楽しめるようになってますねー。



中の美術展でも、鑑賞前に


華麗なる貴族コレクションの女性たち

あなたはどのタイプ?


というチャート診断があります!!


結果1~5のタイプに分かれますが、それがどの女性か、というのは美術鑑賞しながら該当する女性画を探していく、という楽しい趣向になっています。



そのタイプの女性画には番号がふってあるので、順番に観ていくと自分はこの女性タイプかーと、わかるようになってます。


その女性画に関する説明書きも面白く、自分のタイプでないものでも読むと楽しかったです。





美術館の中は、ちょうどいい広さで展示品の数も多からず少なからず、という感じで鑑賞後も特にクッタクタに疲れましたーということはなかったです。


・・・私が集中してなかっただけかもしれませんが・・・




展望台の入場口も16階になっているのでそちらはすごい人でしたが、美術館はそんな鬼混み!なことはなく、ゆったりと鑑賞できました。(6月28日土曜日鑑賞)




さて、この美術展はハルカスの飲食店ともコラボしています。


いくつかのハルカス内の飲食店でコラボメニューを出してくれています。

http://www.poldi2014.com/2014/06/de-7252.html



私たちも美術館の上の階のカフェに行ってみることにしました。

チャオプレッソ さん


セルフサービスタイプのカフェです。



関西だと「チャオプレッソ」とか聞くと、吉本新喜劇のやなぎ浩二さんが叫ぶ



ちゃーっそ!ちゃーっそ!ちゃぁぁぁーーーっそ!!



が、すぐ思い浮かばれる方もいらっしゃると思いますが、ちゃーっそ!はイタリア語ではなく、西宮弁ですのであしからず。(わかってるって?)




夫は昼食食べてないとかで、カプチーノとなんかわからないけどスイーツ。

あべのベアというハルカスのキャラクターがカプチーノの上にデザインされていますが、夫はこれを見て


「あ!トトロ!!」


と言い出したのであわてて「あべのベアというここのキャラクターやから!!」と訂正。


ひー!恥ずかしいわー。


トトロに見えるかぁ??



「若い子らはみんな同じ顔に見えるわー」というおばちゃん的心理でしょうか。



それだったら私も心当たりあるから何とも言えへんけど・・・




私はコラボメニューの「貴婦人セット」¥480

『貴婦人の肖像』がデザインされていますね。


ちなみにあべのベアもこの女性もそうですが、描いているのではなく、ココアパウダー?でふりかけて絵を完成させています。



これらの絵にそってあらかじめカットされた台紙のようなものを使ってるのかなーと思ったりしたのですがどうなんでしょうか??


ついてきたお菓子は「バーチ・ディ・ダーマ(イタリア語で「貴婦人のキス」を意味)」というものですが、まぁ、いわゆるクッキーです。





今回イタリアからの作品群を鑑賞したわけですが・・・


もう・・・イタリア語は発音しにくーーい!!!なく



クリヴェッリ・・・


ボッティチェッリ・・・


ヴァンヴィテッリ・・・


ガッリ・・・



特に小さい「ッ」が入り、次に「リ」が来るのが私にはちょいと難しいです。

通訳レベルでイタリア語が話せる友人がいるのですが尊敬しますわ。


やはり私には「ちゃーーっそ!ちゃーっそ!ちゃぁぁーーーっそ!!」が合っているようです。



・・・イタリア語ちゃうけど。




さてさて、ハルカス美術展、お次は私の大好きな!!!



デュフィ展です!!!きゃーーー!!デューフィーーー!!

デュフィはほんと大好きです。


多分夏休みが終わった9月以降に行くかなー♪♪


楽しみーにこ



それでは!

あと3日しか展示はございませんがイタリアの優雅な気分に浸ってみたい方はぜひあべのハルカス美術館へ~!!