伊藤若冲筆『竹に雄鶏図』初公開 | シネマド館

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世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

2月11日


少し前だったと思うのですが、京都の宝蔵寺に所蔵されている『竹に雄鶏図』が伊藤若冲の作品と確認された、というニュースを聞いた。


そして2月6日~12日まで特別公開されたので観に行ってきた。


河原町のど真ん中にドドーン!



伊藤若冲の絵は大好きなので観に行けるときは足を運ぶようにしている。


参拝料(入場料ですな)を払うと記念品のカードがもらえた。

裏と表。夫と行ったので2枚いただきました。




美術品観るのに500円て安いなーと思っていましたが、作品群を観て「やっぱ500円は良心的価格やわ!」と思った。



全部で16点あったのですが、うち2点が伊藤若冲の絵。


『竹に雄鶏図』


『髑髏図』


両方とも若冲タッチやなーと思える絵でじっくり楽しむことができた。



作品群は待っている場所(本堂)とは別の畳の部屋に飾られていて10人前後しか入れない。



なので本堂で番号札をもらい、待っていると・・・


展示室から一人が出て行ったら次の番号の人が呼ばれ・・・


というような感じで鑑賞が進んでいくのである。



なのでギュッギュギュー!な中で鑑賞することもなかったし、焦ることもなかったかな。



他の絵もおもしろくて、私は曼荼羅を観るのが好きなので(意味はよくわかっていない)ちょっと見入ってしまった。


あとは円山応震という方が描いた『山水花鳥人物図鑑』がおもしろかったなー。

絵巻物なので全部を観ることはできなかったのだが。



若冲自身のお墓は京都・伏見にある石峰寺にあるのだが、こちらの宝蔵寺は伊藤家の菩提寺ということもあって、先祖代々のお墓があるそうだ。


また2月8日は若冲の誕生日ということから、今後は「伊藤若冲生誕会」を催すそうだ。




・・・お誕生日会ってことかしら?!




来年は若冲生誕300年にあたる年だそうで、これを機に伊藤家先祖の墓石を1か所に集め、保存修理を行い、周りの環境を整え、一般の方々がお参りできるように整備を計画されているようだ。


で、今年いっぱい(~12/31)寄付を募っていらっしゃるのでご興味ある方は宝蔵寺さまへお問い合わせをお願い致します。





そのあと、おなかすいたので何か食べようーということになり、うろうろしていたら、夫がテレビでサバンナ高橋さんが紹介していた祇園の方の小さな路地の中華屋さんに行こう、と言い出してそちらに向かって歩き出す。


そういえば私も一緒に観てたかなぁ??

お店の様子や高橋さんのリアクションはなんとなく覚えているのだが、どこにあったかは全然覚えていない。




夫の感心するところは方向&土地勘があるところ。



でも、たとえすんなりたどり着いてもお店のリサーチなんて全然しないからこういうことも多々ある。

次回リベンジである!!!




仕方がないので京都花月の方に歩いて行き、芸人さんがくるかも?!という下衆い考えで花月の裏にある喫茶店でカレー。

当然芸人さんなんて誰も来ず。


昔ながらの喫茶店のカレーは辛い・・・


でもじっくり煮込まれていておいしいのはおいしかった。





帰りは知る人ぞ知る、階段にデンっと座ったおっちゃんの漬物を買う。


私、そんなにお漬物って興味ないのだが、ここのはバクバク食べることができた。



でも、高いです。



おっちゃんも「日本一の漬物売ってるから高いよ」とはっきり言っていた。


「ちょっと学生とか若い子には買えないかなぁ~」とも言うてた。



一見頑固おやじに見えるけど、話すとそうでもないんです、これが。

時に笑ってくれる。



お漬物売ってますーなんてアピールしてはらへんので見逃しそうになるけれど、それもおっちゃんのこだわりみたい。


スクーターの上に漬物樽おいて、階段に無言で座ってるおっちゃんがいたら日本一の漬物を売ってるおっちゃんです。


私も何回も言うけど、お漬物にしたら高い。

でもおいしかったなぁ。



味のうるさい夫もここのお漬物には満足したみたいで(試食もさせていただける)、値段聞いでもさほどびっくりしてなかった。


デパートで高級漬物とか言う類のものやったら変わらんのとちゃうか?みたいな事を言ってましたが、お漬物に興味のない私にはよくわかんない・・・そうなんかな?



まぁ、美味しいものには多少高くてもお金を払う夫やしな。

そこは姑とよぉ似てるわ。


興味のある方はぜひ!



四条河原町から祇園の方に向かって歩いて行く(左の歩道を歩いてね)とどこかにデデン!といらっしゃいますよー。