2013年劇場で観た映画myベスト10 | シネマド館

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世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

2014年始まったばかり(?)ですが、2013年のまとめです!


リバイバル作品を除き劇場上映された新作でmyベスト10を・・・

(映画祭で上映され、その後劇場公開された、という作品も含んでます)



あ。単に私が好きな、印象に残ってる、といういわゆる私の偏愛ベスト10です。

ご了承くださいませ。



2013年は試写会、映画祭など合わせて106本劇場(おっきいスクリーン)で鑑賞しました。


昨年は1月に中国映画特集があったのでその影響で100本超えたんじゃないかなーと思います。



さてさてさて・・・

昨年観た中で私が一番好きやったなーと思うのはこちらでした。


第1位  ハナ~奇跡の46日間


ベタな展開ですし、なんか観てるこっちが恥ずかしいわぃ、なこともありましたが、もう、そんなことどうでもええくらいに大号泣でした。


多分2013年劇場で一番泣いた作品です。

すごく胸が熱くなりました。


そして、この南北統一チーム実現の陰には国際卓球連盟の会長職にあった故・荻村伊智朗氏の尽力が大きかったというのも映画を観た後に知り、感動しました。



第2位  凶悪


おもしろかったです。

最後の最後までおもしろかったです。


きっついきっつい話なんですけどおもしろかったです。


これはほんま忘れられないと思います。




第3位  セデック・バレ


贔屓です。


うそ。


「反日映画」だーなんだーと言われて劇場公開は難しいのではないかと言われた当作品。


劇場公開が決まった時は本当に本当に本当にうれしかったです。



観ていただいた方はおわかりかと思いますが、反日でもなんでもなく、ただただ事実を描いただけのこと。


映画のスケールに圧倒され、セデック族の誇りと戦いぶりに圧倒され、作り手の熱意に圧倒され、上映時間の長さに圧倒され、圧倒されっぱなしの映画でした。




第4位  ペーパーボーイ~真夏の引力


これも観た後の感じとしては『凶悪』と似た感じがあります。


ねとーっとしたいやーな感じで後味も決してよくないのに。


俳優陣のパワーあふれる怪演に魅了されました。


んで、私はやっぱりニコール・キッドマン!彼女の大女優っぷりに感動ー





ここからはもう順位はあってないようなもんですけど・・・

第5位  フラッシュバックメモリーズ 3D


ドキュメンタリーで3Dて・・・えぇ?!と思ったけど、まるでライブに来ているような感覚だったし、何よりもGOMAさん自身とご家族の物語に感動しました。



第6位  さよなら渓谷


やはりこれもジメジメ・・というか粘着系というか・・・な映画。

かなこの心情はわかるところもあるけれど、やっぱり私にはわからんかも・・・で、彼女に対してすごく複雑な想いを抱くのだが、すごく心に残る映画でした。



第7位  39窃盗団


すごーくフラットな目線で作られた映画だと思いました。

別に世間を批判するわけでもなく、「だからがんばるねん!」と気負った映画でもなく。

そして随所にちりばめられた小ネタ!!!笑いましたわ。


この映画の音楽がとっても心地よくてどなたが担当なのかエンドロールでチェック。

この映画で大友良英さんを知る。



第8位  奪命金


あんまり香港映画は観ないのですが、これはトー監督作品ということもあり、鑑賞。

はい、爆笑。


ほんまに笑いました。


そしてクロスしそうでしない人間関係もまたなんといいますか面白かったです!!



第9位  三姉妹~雲南の子


すんません・・・ワン・ビン監督作品なんでどうしても印象が強くなってしまいますわ・・・


私の昨年の圧倒的1位『無言歌』を撮った監督さんなんですけど、今回は純粋にドキュメンタリー。

でも、今の中国の問題を静かに静かに見つめて撮った作品。



第10位  立候補


泡沫候補と呼ばれる人々を追ったドキュメンタリー。

フッツーにおもしろかったです。


そしてなぜか泣いた・・・



以上、自分が2013年振り返った時に、やっぱ好きやわー、印象強いわーとすぐに思い出す映画10本ですが、もう、好きな作品はたっくさんあります!!



~1月~


・おだやかな日常・・・あの微妙な距離の東京が舞台、あの微妙な感じのやりとり、というのが印象的。


・草原の椅子・・・結構笑ったかなー。小池栄子さんが強烈だった。



~2月~


・ムーンライズキングダム・・・細かいところまで楽しめる映画だった。


・ルビー・スパークス・・・楽しい映画ではあったけれど心が苦しくなる映画でもあった。



~3月~


・レ・ミゼラブル・・・ミュージカルかーふーん・・と思いながら観に行った自分を怒りたい!感動大作!


・横道世之介・・・長かったのですがおもしろかった。



~4月~


・シュガーマン・・・ほんま奇跡の人でした!


・キャビン・・・後半はドリフのようだった。


・少年・・・すみません。ランキング対象外なのですが、大島渚監督のこの作品めっちゃヨカッタんです!



~5月~


・魔女と呼ばれた少女・・・いまだ世界にはたくさんの子供兵士がいる。


・太秦ヤコペッティ・・・なーんかへんてこな家族だし犯罪も犯してるのに彼ら自身は幸せそうだったなぁ。


・世界にひとつのプレイブック・・・実はかなり好き、これ。



~6月~


・きっと、うまくいく・・・会場のみんなで一緒に笑って泣きました!とっても素敵な映画。


・ぼっちゃん・・・強烈だった。


・グランド・マスター・・・これでチャン・ツイィーがカンフー映画最後だなんて!美しかったなぁ。


・愛さえあれば・・・スサンネ・ビア監督ますます好きになりました!



~7月~


・嘆きのピエタ・・・痛い痛い痛い・・・


・選挙2・・・やはり想田監督のドキュメンタリーはおもしろい!


・コンプライアンス・・・ないわー。あれはないわー!!!


・ももいろそらを・・・白黒なのに瑞々しい!


・3人のアンヌ・・・イザベル・ユペールのヤギの物まねがもう一度観たい。



~8月~


・囚われ人・・・いやー、あの状況はキツイわぁ・・・



~9月~


・ザ・タワー・・・韓国映画やっぱりすごいなぁ・・・と思った作品。


・台湾アイデンティティー・・・忘れてはならんなぁ。


・EDEN・・・たくさんの人に観ていただきたい。


・パシフィック・リム・・・観点ちゃうかもしれませんが「映像美」に見とれてました。



~10月~


・あの頃、君を追いかけた・・・キラッキラ!!だけどそれだけじゃない。


・101回目のプロポーズ・・・結構おもしろかったし嫌いじゃない。うまくまとめてあった。


・恋の渦・・・笑わせてもらったわー。ほんま笑ったよ。



~11月~


・飛べ!ダコタ・・・佐渡島の心意気!いいお話だった。


・ブッダ・マウンテン・・・あの鬱屈した感情をごいごい出せるのは李玉監督のうまさかも。


・ジンジャーの朝・・・自分の高校時代ののんきな事よ・・・



~12月~


・風立ちぬ・・・最後かと思うとさびしかった。


・アイ・ウェイウェイは謝らない・・・にゃんこ。中国料理。芸術。政治。




などなど・・・映画祭などの作品は入れてませんが、こんな感じですかな。




そして、やっぱり見逃して後悔してまっす作品はどう考えても『マーサ、あるいはマーシーメイ』


これ、ほんま劇場で観たかったなぁ。





今年も素敵な作品に皆様と共にたくさん出会えますように☆にこ