3人のアンヌ
(2012年/韓国/89分)
監督:ホン・サンス
【ストーリー】
映画監督として著名なアンヌ(イザベル・ユペール)は、監督仲間のジョンス(クォン・ヘヒョ)と身ごもっている妻のクムヒィ(ムン・ソリ)と共に、モハンという海辺のまちを訪れる。ホテルに到着し、アンナがベランダで一服していると、ジョンスが以前交わしたキスのことについて尋ねてくる。その後付近を散策しに外に出たアンナは、途中で雨が降ってきたため、ホテルのオーナーの娘ウォンジュ(チョン・ユミ)から傘を借り……。(シネマトゥデイさんより)
【かんそう】
イー(1)!アァル(2)!サンッ(3)!スー(4)!
ホンッ!サンッ!スー!!!
て、イー、アル、サン、スーは中国語でしたな。
ということで初ホン・サンス監督作品です。
元々観たい映画でもなかったのですが、私の好きな映画関係者さんがえらく褒めてはったので、それなら観てみようかしらーと思って観てみたのですが・・・・
軽ーく観る事ができたし、アイデアがユニークだったし、お話や登場人物のユーモアもあったりで面白かった。
観てよかったなーと思える作品だった。
3人のアンヌ・・・という邦題通り、3人のアンヌが登場。
演じるのは大女優イザベル・ユペール。
知的で素敵な女性。
そして不倫中のセレブなマダム
走り方もとってもかわいくて、なんだかおちゃめな女性。
ヤギの鳴き声の真似だってとってもお上手。
すっごい笑った。
ほんまめっちゃ上手やってんもん。
このシーンどうやって決まったんやろ。
「監督ー!私!ヤギの鳴き声のモノマネ得意なんですーーー!聞いてください!!!
ベエェェエエエ~」
と自己申告したんやろうか。
ヤギを見たイザベル・ユペールが知らず知らずの内にヤギのモノマネしていてそれを監督が見て「いいね!」てなったのだろうか・・・・
ほんと思わず声出して笑っちゃったよ。
そして最後は旦那様を韓国人女性に奪われたとかいう女性
この女性もなんだか自由なイメージがしたな。
3人のアンヌ・・・みんなそれぞれワンピースの色が違うのも印象的。
でも、アンヌ自身は3人いても周りの登場人物は同じ設定。
そしてキーとなるアイテムも同じ。
全部お話が違うのにこのアイテムによってちょっと「あれ?つながってる?」な感じを出しているのもすごく不思議でおもしろかった。
私が一番ツボだったのはライフガード君。
私には武井壮さんにしか見えなかったし。
ホン・サンス監督ならあれだけの登場人物とアイテムだけで3人だけじゃなく何人ものアンヌが描けるような気がする。
とっても楽しい作品だったな。
くうこの主婦目線
差し入れのサンドイッチです、とペンション?の女の子が持ってくるシーンがあるのだが、そのサンドイッチが雑!私の創作レベル!
韓国ではあれが普通なのかしら?
だとしたら私のサンドイッチも普通だな。うん。
うりぼう4つ:
ありがとうございました☆