世界にひとつのプレイブック
(2012年/アメリカ/122分)
監督:デヴィッド・O・ラッセル
【ストーリー】
それぞれに最愛の人を失って心のバランスを崩したエキセントリックな男女が出会い、互いの目的のために協力し合う中で次第に希望を見出していくさまを、シリアスな状況の中にもユーモアを織り交ぜ感動的に描き出したヒューマン・ラブ・コメディ。主演は「ハングオーバー!」のブラッドリー・クーパーと「ハンガー・ゲーム」のジェニファー・ローレンス、共演にロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ウィーヴァー。アカデミー賞のノミネーション発表では、この4人が4つの演技部門すべてで候補となる快挙で話題となった。監督は「スリー・キングス」「ザ・ファイター」のデヴィッド・O・ラッセル。
妻の浮気が原因で怒りをコントロールできなくなり、精神病院入りを余儀なくされたパット。ようやく退院したものの、妻ばかりか仕事も家も失ってしまい、実家に戻って社会復帰を図ることに。心身の健康を取り戻せば、接近禁止令の出ている妻ともやり直せると思い込んでいるパットだったが、あいかわらず突然キレてはトラブルを引き起こすこともしばしば。そんなある日、友人に誘われたディナーで近所に住む若い女性ティファニーと出会う。彼女もまた、夫を事故で亡くして以来、心に問題を抱えており、パットはそんな彼女のエキセントリックな言動に振り回されるハメに。ところがティファニーはパットの妻とも知り合いで、パットがよりを戻せるよう手助けしてあげると提案。その交換条件として、ダンス・コンテストにパートナーとなって出場することを迫られるパットだったが…。(allcinemaさんより)
【かんそう】
ちょっとだいぶ前に観たのでなんだかよく覚えてないのですが、後半のダンス大会に出るとかどうとか言うあたりからずーーーーっと泣いていたように思う。
いわば一番ベタな展開で最後は素人でもわかる展開なんですけどね。
でも・・・なんかすごく良かったんですよ。
ダンスもとっても下手っぴーでよくそんなんでこの大会に出ようと思ったなぁ・・・と思うくらいのレベルなのですが、なによりも二人が楽しそうで、今までの練習の風景をスクリーン越しに観てきた私にとってはとっても素晴らしい出来栄えだったように思う。
心からの拍手と賛辞を送るわぁ。←偉そうにごめん
そういえばこの映画、「ヒューマンコメディ」とか「ラブコメディ」とか言われてるけど、どっちなんでしょうね。
もう、どっちでもいっか、て感じですわ。
”自分を一番大切に思ってくれている人”が誰なのか・・・
その人に気づけたパット、そしてティファニーにはずっと幸せでいてほしい。
そう思える映画だったなぁ。
そしてその存在に気づける人ってとっても幸せなんだなぁ・・・とも思わせてくれる映画だった。
うりぼう4つ: