笑顔は子供 脳内は大人!!!
地下鉄のザジ
(1960年/フランス/93分)
監督:ルイ・マル
【ストーリー】
母親とパリにやって来て、叔父ガブリエル(フィリップ・ノワレ)に預けられた少女ザジ(カトリーヌ・ドモンジョ)の目的は地下鉄に乗ること。翌朝、一人で街に出た彼女は地下鉄乗り場へ向かうがストで動いておらず、泣いていると見知らぬ男ペドロ(ヴィットリオ・カプリオーリ)が声をかけてくる。そして、彼をさんざん利用してザジはパリ見物を楽しみ、家に戻るが……。(シネマトゥディさんより)
【かんそう】
これもむかーーーーしにN子ちゃんに勧められて見たことがある。
それもNHK教育で・・・。
昔はNHK教育もこういう映画を流してたんだよねぇ・・・アキ・カウリスマキの「浮き雲」とかさ・・・
今回は念願のスクリーン鑑賞☆
知らなかったけどザジの監督さんって「死刑台のエレベーター」(最近日本でもリメイク版やってたね)の監督と同じなんだってねー。
なんか意外・・・。
で、昔テレビで見た時はとってもおちゃめなザジがパリを走りまくる楽しい映画、という印象しかなかったんだけど、今回、スクリーンで見てみたら・・・
もちろんおちゃめで大人顔負けのザジが繰り広げる楽しい映画ではあるんだけど、結構つくりこまれた映画なんだなぁ・・・て感心した。
しかもお金もかかってるし、作られたのが1960年て考えると結構斬新な映画じゃない??
だって今見てもおもしろいんだもの。
そして、ザジのファッションもシンプルイズベスト!!!
パリにやってきたときはオレンジのハイネックにプリーツのスカートなんだけど、パリ見物の時は同じオレンジのハイネックにジーンズ。
どちらもとてもキュート!!
あのバランス感覚はやっぱりフランスならでは、だろうか。
いやぁ・・・かーーーーなりハチャメチャな事がひっきりなしに起こったり、おかしいやろ!てな人物が登場しまくりなのだが、唯一ザジだけが冷静なところも笑える。
しかもラストのセリフがまたザジらしくて笑ったよ。
今回念願のザジがスクリーンで見れたので本当に嬉しかった。
私の場合・・なんですけど、やっぱり映画は劇場で!!だなぁ・・・。
あと2本ほどルイ・マル監督のものが見たいけれど・・・・時間とお金との勝負だな・・・
とにかく楽しくてめっちゃ疲れるザジのパリ見物でした☆
うりぼう5つ:
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