にゃにゃにゃにゃーーー!!!
ネコを探して
(2009年/フランス/89分)
監督:ミリアム・トネロット
【ストーリー】
フランスの女性ドキュメンタリー作家ミリアム・トネロットが行方不明のまなネコを探す旅を通し、世界中のネコと人間の関係性を描くドキュメンタリー。和歌山県のローカル線で人気を集める駅長ネコ・たま、米ミネソタ州で宿泊客をもてなすネコ・ジンジャー、米ロードアイランド州で認知症患者の最期をみとる介添えネコ・オスカーなど、ユニークなネコたちの姿を映し出す。(映画.comさんより)
【かんそう】
ネコ好きにはたっまらぁぁぁん!!!
ドキュメンタリー&物語のMIXて感じですが、途中寝たことをご報告いたします。
えっへん!
いやいや、でも、ほんまめっちゃかわいかったよ、どのネコも。
ネコって私にとってはとても癒しの存在であるんだけど、広く深い目で見ると、犬もそうだけど、ネコも人間にとっては大切な存在であることがこの映画でわかる。
水俣病とネコについても取材されてるのですが、そんなに多くの猫が犠牲になってたとは・・・
また、映画の中で取材に応じた方が「ネコが水俣病を人間に教えてくれたのです」と語っておられた。
教科書やメディアで「水俣病」を知ってはいたけれど、それは人間目線での語りだった。当然と言えば当然なのですがこの映画は「ネコ映画」なので「ネコ」という目線から水俣病を教えてくれた。
これだけでもこの映画見る価値ありだと思う。
結構日本のネコが出てくるのだが、やっぱり私は貴志駅駅長”たま”にメロリンキュー
かわいいのです・・・
とにかく・・・かわいいのです・・・・
あと、ヨーロッパでは意外と鉄道ネコっていうのが活躍していたんだなぁ・・・っていうのもこの映画で知ったことかな。
電気のケーブルなどをかじられないためにもネコを飼っていたようで、会社からもエサ代とか出ていたそうよ。
でも、どこも国鉄から民間会社になってからというもの、ネコのエサ代なんてもちろん出さないし、追い出せ、という話まで出る。従業員のリストラと共に200匹の猫もリストラ・・・
民間会社は無駄を嫌うが、鉄道員にとってネコはペットなどではなく、仕事仲間なのだ。
いなくなったら困る・・・
・・・でもなんか未だに飼っているところもあるようだけど・・・
鉄道員さんと一緒に働いているネコを見てるととってもかわいらしいし、かっこいい!
北ヨークシャーで働く鉄道員「エリカ」は早朝、人間の鉄道員を迎えることから仕事が始まる。
人間の鉄道員が車両点検を始めると、「エリカ」もお仕事開始!!一緒に車両を見周り、げっ歯類の動物(ねずみやうさぎなど)が来ると追い払う。
ネコが一仕事終えて人間になでられているところなんて、もう、ネコがとっても「仕事がんばったしなぁ~。優越感感じるわぁ~。今、至福の時を迎えています!」っていう表情してうっとりしているのがかわいらしい☆
アメリカでは宿泊客にネコを貸してくれる、というところがあるんだけれど、これ、ええなぁ・・・って思っちゃったよ。
一晩一緒に寝てくれるんやで~。癒してくれるんやで~。
日本にもこういう宿ができるかもしんないな・・・
いろんなネコが出てきて、かわいくてかわいくて仕方ないんだけど、同時にネコって何気な~く人間に寄り添っていて、人間にとって意外と大切な存在になっていることを気づかせてくれる映画でもあるかな。
アニメと実写とミックスされているんだけど、アニメもしなやかな外国アニメって感じで素敵でしたよー
今回、すんません・・・私のネコ大好き感情が入ってのうりぼう評価です・・・m(u_u)m
うりぼう4つ: