犬とネコがタッグを組んだ！！！
キャッツ＆ドッグス～地球最大の肉球大戦争～
（2010年/アメリカ/82分）
監督：ブダッド・ペイトン
【ストーリー】
猫スパイ組織の元エージェント、キティ・ガロアの心にある日、思わぬ計画が浮かぶ。それは古来ずっと自分たちと敵対してきた犬族だけでなく、同族の猫たちをも自らの支配下に置くという世にも恐ろしい考えだった。その陰謀を知った犬族と猫族は今までの確執の歴史を一時忘れ、キティ・ガロア打倒のために手を組むが……。(シネマトゥデイさんより）
【かんそう】
試写でよかった・・・・
申し訳ないけれど、心からそう思う作品だったわ。（私は・・・ね！）
そう、試写会に当たったから行ったんだけど、上映時間や内容からしても子供向けなのかなぁ。
親子で観にいくにはいい映画かなぁ。
あ、もちろん、子供とお父さん、お母さんやで。
大人とおじいさん、おばあさん、の親子じゃないで。（わかってるって？）
映画の中にはいろんな映画のパロディもいろいろ織り込まれていて、楽しい作品に仕上がっている。
子供たちにそのパロディがわかるかどうかはわかんないけれど、わかんなくてもおもしろいと思うわ。
犬やネコもかわいいけれど、かっこよく大活躍してくれるし。
だからと言って私は・・・私は・・・・そぉんなに・・・・うーむ・・・
ばかばかしくてくだらない映画はもちろん大好きなんだけど、これはどういうわけかあまり・・・
うーん・・・
まぁ、ほんと個人の好みですからね・・・
悪役のネコがキティ・ガロアっていうんだけど、私はこのネコが一番好きだったわ
毛のない猫なんだけど、昔はあったのよ。
でも、不慮の事故でこんなツンツルテンになってしまい、そこから同僚にいぢめられぇの、飼い主にも追い出されぇの・・・・で、復讐命！
となり、悪役に・・・
しかもその不慮の事故ってのが脱毛クリームのタンクに落ちちゃう、という・・・
こういうアイディアが出てくるところは感心☆
でも、こういう品種のネコいるやんなぁ？？
このネコ、別に組織を作っているわけでもなく、たった1匹で・・・
いや、自分で作ったニャーミネーターのみを部下に置いて、地球征服をたくらむ。
もう・・・めちゃめちゃ頭がよくてさぁ・・・びっくりするくらいにすごいのよ！！！
かっこいいんだよねぇ・・・
変なお間抜け魔術師に飼われてて、すっごいかわいがられるんだけどね。
そこもまた良いのだよ・・・
ＣＧをふんだんに使っているので、かなりお金をつぎこまれた映画なんだろうなぁ・・・
私がとってもいいなぁ・・・と思う点は、キティ・ガロアのｷｬﾗはもちろんなんだけど、内容ははっきり言ってくだらない。でも、このくだらない映画にお金をがっつりつぎ込んで、楽しみながらも真剣に撮影してたんだろうなぁ・・・というのが伝わってくるところがくだらない事大好きな私にとってはすごく好印象なのよ・・・。
使われている音楽もかっこいいし、エンドロールに流れてくる映像もほのぼのするもので私は好き。
ラストはええ感じに終わってます。
私の大好きなキティ・ガロアがとってもかわいくラストを飾ってくれたので。
しかし本当のラストはエンドロールが終わってからですがね☆
皆さん慌てて席を立たないでね。
ということで、うーん・・・1800円払うことを考えたら、やっぱり試写でよかったわ、という映画だったかな。
うりぼう２つ：