そのあと、市内の繁華街でもある「王府井」まで行こう!ということになりタクシーに乗り込んだのだが・・。
私たちが乗り込んだタクシーが何か許可証忘れか、設備不良か、聞き取れなかったのだがとにかく近くならええけど、その場所までは行けないと言った。(この日はぐん○ぱれーどの練習があったのだ)
『罰金払ってくれたら行くで』
と、言ったので「いやいやいやいや!それはお互い不利益だ!」ということになり、そのおっちゃんは
『じゃぁ、わしがなんとか1台タクシー捕まえたるわ』
と、いい、メーターの金額「0」のままで探し始めてくれた。
この時点ではまだ「後でぼったくられたらどうしよう・・」と思ったが、すぐに見つかることを信じて、おっちゃんを信じることにした。
雨も降り出しており、タクシー乗った場所から繁華街まで結構な距離があったので
『めっちゃ降ってたらみんなあきらめて走ってくれるだろうけど、こんな小雨じゃ、洗車したてのキレイな車は嫌がって乗せてくれないと思うわ・・』
と言っていた運転手。
そのとおりで数台見つけたものの見事に先取りされたり振られたりする・・・。
振られた理由は定かではないがね。
そしてやっと見つけた1台。
私が目的地まで行ってくれるか聞いていたら、タクを探してくれている運転手も一緒にお願いしてくれるためにか、私のところに来てくれたが、別にその運転手が出る幕なく、見つけたタクシーは目的地まで行ってくれる事になった。
他のメンバーには先に捕まえたタクシーに乗ってもらい、私は無料で私たちのためにずーっとタクシーを捜してくれたおっちゃんにチップを渡した。
最初は『いいよいいよ!こんなのいらんよ!』と言っていた。
普通だったら乗せた時点で「行けないから他のタクシー捜せ」って下ろすよね。でも、目的地の方向に向かいながらここまでしてくれたのだから、やはり感謝の気持ちとして、「受け取ってほしい」と、多くはないが、初乗り運賃+αの額を渡した。
『申し訳ないねぇ。ありがとうよぉ!』と、おっちゃん最後は嬉しそうに走っていった。
私も中国で初めてチップ渡したかも。
次に乗ったタクシーで、さっきあった出来事を話すと「北京の運転手はみんなそうだよ。客のために走るよ。」と言ったが、ウッソだぁ。
あんなええおっちゃん北京では稀ちゃうかぁ??
おりんぴっくでだいぶ変わったかもしれんけど。
タクシーは上海の方がまだいい対応をしてくれると思う。
そうしてぐん○ぱれーどの練習があるとかで迂回迂回させられてやっとついた目的地。
ぐ○じぱれーどれんしゅう場の近くということもあってか、お店もぜーんぶ閉まってた。
この日は道路も地下鉄も封鎖されているところが多かった。
そういうことをいきなりしてしまうところがさすが中国だなぁ・・・と思ったよ。
(今回の練習はテロを警戒して事前告知せず。でも前日か前前日にはわかってたようで情報は流れていた。)
いつもは人でごった返している小吃街(屋台がずらーっと並んでる)もごらんの通り封鎖。
えーーーー!!!・・・と思ったが逆に珍しい光景に遭遇したなぁ・・・と思ったよ。
その後、夕食を食べに最近できた新しい若者スポットへ。
右側のビルにはユニクロが入ってたけど、値段は断然日本の方が安い。
普通に日本より高い値段で売っている。
でも、お店には結構若い人たちが入っていた。
みんな高給取りなんだろうか?!
そのあとはまた、留学生メンバーが予約しておいてくれたお店で最後の晩餐。
ここは雲南省の料理をメインにしているということでビールもそこのもの。
北京の『燕京ビール』が大好きな私なのだが、今回1回も飲まず・・・
やはりまた来なくてはいけない。
「青島ビール」は日本でも飲めるけど、中国のローカルビールはなかなか飲めないものねぇ。
そんなこんなで正味1日半の私の北京は終わった・・・
この後、ヤングメンバーたちと共にほぼオールをするのだが、やはり私の身体はご老体。
帰国後1週間昼間がすっごいつらかった・・・
自覚せなあきませんね。
帰りの飛行機が1時間ほど遅れる。
もちろん軍○演習のため。
写真ではわかりにくいかもしれないが、飛行機長蛇の列。
こんな経験も滅多にないので、逆にいい思い出だよね!!!
今回短い日程ながらも行きたいと思ったのは、このメンバーと一緒に行きたかったから、という気持ちが一番だった。
だって北京や上海だったら1人でも行こうと思えば行けるもの。(お金と時間さえあれば)
DT松ちゃんが言うてたけど
どこに行ったか、じゃなくて、誰と行ったか・・・やな・・・
て、まさにその通り!で、今回、このメンバーで行けて本当によかったし楽しかったなー。
このご老体をオールという危険な領域に踏み入れさせたのもこのメンバーだったからこそでしょう!
とにかく今回訳あって簡単にしか書けなくてすみませんでした・・・・。
~終わり~