助産師&針灸師の
加藤祐里です。
春休みはじまりました。
もりのこ針灸院は
通常通り営業中。
ふつうにご予約
受け付けています。
ここのところ、
「仕事」
「お金」
「幸福感」をテーマにした
ご相談を立て続けに
受けました。
確かにお金が
たくさん稼げれば
何の悩みもなくなる
かもしれない。
好きなものを
好きなだけ
手にいれることができる。
子どもが望めば
医者にでも
海外留学も
させてやれる。
ついつい、
もっと効率よく
お金を稼ぐ方法があれば
それをしたほうが
いいように感じる。
お金の話になると
急に思考停止になったり
冷静さを欠いて
現実（自分）がみえなくなったり
する人がとても多いです。
お金は確かに
便利です。
人を幸せにも
してくれるけど
でも、それがすべてでも
ない。
お金持っていても
人間関係が悪かったり
不健康であれば
使う喜び,や
人に喜ばせることを
体験できないし、
貧富の差の原因に
なったり
せっせと貯めてきた
貯金を「オレオレ詐欺」で
全部とられちゃたり
子どもたちが
遺産相続でもめるとか
お金持っていたことが
原因でで苦労する人も
いっぱいいる。
日本人の暮らしに
お金が欠かせなくなったのも
明治に入ってから。
後の右肩上がりの
時代にブイブイ生きていた
両親世代でさえ
お金に対して
執着とか、怒りとか抱えて
いまだにそれを心配してる。
お米も服も家も
材料さえあれば
自分で作れるけど
お金は自分では
作れない。
お金に対する
価値観とか感情が
まだまだ未熟、
もしくはお金のシステムそのものが
そんなに完ぺきではないのだと
思います。
お金だけを目的に
働きだしても
たぶん数年もすれば
またストレスをためて
体調を崩したり
「自分らしく生きたい」とか
言い出して
辞めることになる。
私が尊敬している
経営コンサルタントの
２０１８年１月１６日の
フェイスブック（メルマガ）で
こんな投稿をされていました。
「仕事に、何を求めるのか？
・お金
・評価
・やりがい
・充実感（満足感）
・出会い（仲間）
・成長
・居場所
・生きがい
・醍醐味
・使命感
・
・
・
何を求めるかで
得られるものが大きく変わっていく。」
多くの人が
働くときに
まっさきにこだわるのが
「給料（時給）」
でも、
仕事をすることで
得られる幸福感は
もっと別の
目にみえないところにある。
確かにお金は
生きていくために
欠かせないし、
自分の頑張りを
評価できる目安にもなる。
けど、
それがすべてではない。
いくら、お金を
たくさんもらえると
言われても
絶対にやりたくない
仕事は誰にだってある。
逆に自分が
お金を払ってでも
働きたくなるような仕事とか、
多少、時給が安くても
大切な仲間がいて
人間として
まだまだ成長させて
もらえると思えば
働かせてもらえるだけ
有難いと思える。
世の中のほとんどの人が
お金を稼ぐことが
人生の第１優先で
お金を持っている人、
稼いで来てくれる人が
偉い人、
いくら今の仕事に
興味がなくても
嫌々でも
まずはお金を
稼がなくてはいけないと
思っています。
そして、ストレスとか
人間関係のトラブルも
多くはそこから
きています。
お金のために
嫌な仕事も
我慢して
働かなくてはいけない
↓
ストレスがたまる
↓
体の不調や
愚痴が増えて
いつも不機嫌、不満足。
まわりの人間関係も
悪くなる
↓
でも辞められない。
お金さえもらえれば
いいと思っていると
それ以外の
目にはみえない価値を
見失います。
例えば、
小さな子どもがいて
新しく仕事をしたいと
思っているママさんは
一円でも多く稼ぎたい
気持ちは分かるけど
今は自分を犠牲にして
身を粉にして
働くよりも
小さな子どもがいることに
理解ある職場で
いざというときに
休みやすい
人間関係を重視した
ほうがいいです。
今、仕事に求めるものは
たくさんお金を
溜めることでなくて
仕事でストレスを少しでも
溜めないように
お金と付き合っていく
働き方です。
そこそこ旦那さんが
働いていて
食うには困らない、
だけどお金がないと
なんか不安、という人は
ただ時給がいくらかとか
休みは何日かとか
目に見える条件で
仕事を選ぶと
失敗します。
息子の卒業記念&
お誕生日のお祝いに
舞鶴に行ってきました。
息子たちの
予定にあわせて
働けることが
何より有難いです。