冷えと「せっかち」と「ケチ」と「便秘」 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。

なんだかんだと言って
結局、24日(日)に
長野県で開催された
まきちゃん先生の
冷え取り勉強会に
行っちゃいました(^O^)/

まきちゃん先生の写真は
ないのですけどね、

あらためて
「冷え」について。

「冷え」とは
寒がりとか
汗をかくかかないでなくて

「頭寒足熱」の
上半身と下半身の
バランスが崩れた状態。

上半身が
涼しくて
下半身が温かい状態が
理想ですが

ストレスフルな
現代人、

パソコン業務で
目の使い過ぎ、
睡眠不足、精神的ストレスで
脳の負担も強く、

頭痛、肩こり、
イライラ、で
上半身がカっカっと
燃えた状態。

いっぽう下半身は
夏のあいだの強すぎる
冷房に
体を冷やす飲食、

運動不足で筋肉量も
減って、
熱を生み出しにくい
体になっています。

30・40代はんまだ
「冷え性」程度で
すんでいるいる人も

50才近くになって
逆に「暑がり」「汗かき」に
なるのは

内臓など
体の奥のほうが冷えて
外側に熱が出ている状態。



そうなると更年期、
内臓疾患、メンタルの不調など
が出てきます。

面白いのは
冷え取りをはじめて
半年くらいすると
たいていの人が
以前よりも冷えを感じやすく
なったと言われます。

これは結局、
この逆の状態が起きていて
温めることで
内臓の冷えがとれてきて
表のほうに冷えが
出てきた、と思われます。

冷えているうちは
体のなかのサインを
読み取る力が弱っていたけど

温まるようになって
敏感に感じるように
なったから
無理しなくなるし
早めに対処できるようになります。

冷え取りをしていると
「めんげん」といって
一見、症状がひどくなったような
好転反応がでることが
あります。

今まで寝ないで
頑張ってきた人は
眠くなるし

食べ過ぎだった人は
歯の痛みとか
下痢とか、
腰の痛み、膝の痛みとか
食べられないようなことが
起こります。
(狩猟時代は歩けないと
刈りに出れないので
獲物が獲れず
食べられなくなります。

つまり、下半身の痛みや
ケガなどは
それ以上、食べさせないように
することを意味します)


怒りをためてきた人は
今までそんな夫婦ケンカ・
親子ケンカなんて
したことがないような
言い争いをするようなことが
起きたりとか。

そういうことを
繰り返しながら

でも、冷え取りする前に
比べたら
確実に健康になった、
仕事に集中できる、
焦らなくなった、
気持ちが楽になった、と
言う人が増えてきます。

冷えとりをおすすめしても
「私にはそんな時間も
お金もありません」と
言う人がいます。

せっかちだから
ゆっくりお風呂にはいって
いられない。

いつも次のこと、
今特別やらなくてもいい
先のことを心配したり
考えたりする癖が
あるから

いつも何かに追われていて
ちょっと
のんびりしたり
ゆっくりすることに
罪悪感がある。

子どもが小さくても
旦那の稼ぎが悪くても
高いスパッツはいて
元気に生きている人は
たくさんいのに

子どもに手がかからないような
時間に余裕のある人や

社長の奥様で
お金に余裕のある人で
「私にはそんな
時間もお金もない」と
言うよう人は

子どものためとか
世間で褒められるようにとか
お客さんとか
お金儲けに繋がるようなことには
頑張るけど

自分を満たしてあげるような
「心の余裕」が
ないのです。

自分に心の余裕がない人は
極上の器で
自分においしい
珈琲を煎れてあげたり

どこにも行かないけど
高い質のいい
私服を着れません。

要するに
「ケチ」なんです。

心の余裕がないから
視野も狭いし、

自分のことしか
考えられなくなります。

「貧乏暇なし」と
思って働いたり
節約にいそしんでいる人は
「せっかち」だし
「ケチ」です。

性格は簡単には
変えられません。

だけど、
体は今すぐにでも
何かしら
アプローチできます。

体が温まって
緩まると
人生の色んなことが
変わってきます。

豊かさとは
ため込むことでなくて
めぐらせること。

これは氣と同じ。

氣の流れが良い人は
まわりに良い人が
集まってくるし
お金も仕事も自然に
めぐっていきます。

うんちもお金も
ため込んでいる人は
流れが悪いです。