岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。
本当は来週も
治療に来たほうが
いいケースでも
あえてそうしない
ことがあります。
「半身浴をすると
いいですよ」
「腹巻すると
いいですよ」
とお伝えしても
「でも」
「だって」と
言い訳しかしない人は
やはり来週になっても
自分の身体を
優先しません。
ですから
「まずは週に３回、
ゆっくりお風呂に
入って
夜の１０時に寝るように
してから
どうしても
治らなかったら
来てください」と
お伝えします。
東洋医学は身体の
「氣」をみる医学ですが、
身体の氣を養うには
食べること、
休むこと、
出すこと、
動くことの
バランスが整っていないと
いけません。
身体の氣を整えることが
出来ている人は
感情はもちろん
思考も生き方も
安定しています。
人から信頼されて
仕事もお金も
自然に回っています。
身体の氣が安定すれば
人生全般の「運氣」も
安定すると感じます。
自分の身体の
優先順位が低い人は
毎日、お風呂に入ったり
足湯をしたり
飲食を選ぶ基準も
「お金がない」
「時間がない
（めんどうくさい）」
とか言って
後回しにします。
（半身浴は冷えた体を
温める効果もありますが
身体にたまった「邪気」を
払う効果もあります）
仕事が忙しかった、
と言って
治療院に遅刻したり
キャンセルも多いです。
別に治療院は
学校でも職場でも
ないですから
お金払っている
お客様の自由ですけど
そういうところで
この人が
自分の身体にどれだけ
本気かみえてきます。
痛みや病気を
糧にして
人生の価値観を変えていく
ような人は
自分の身体をよく観て
感じています。
ふつうの人であれば
「こんなもんでしょ」という
レベルを敏感に感じて
小さな変化の段階で
きちんと対処するから
より健康に、
よりパフォーマンスを
あげています。
いっくら仕事が
忙しくて
大きな役目が
まわってきていたとしても
自分の身体の小さな
変化に鈍感な人は
大きな仕事なんて
できませんよ。
「腰痛は怒りである」という
本がありますが
身体のどこかに
痛みを抱えていると
「痛い」と言わなくても
顔には出していない
つもりでも
やはりどこかに
「欲求不満」を
抱えたような
雰囲気の人になります。
別にそういう人は
たくさんいすぎて
めづらしくないのですが
ほんとうに自分の
仕事や暮らしに
満足していて
好きでやっている、という人に
比べたら
雰囲気悪いです。
「お金のために
嫌な仕事も
やらなければいけない」と
思って仕事している人と
「苦手な仕事も
自分の勉強のため、
有難い」と引き受けてくれる
人では全然意味が違います。
「雰囲気」って
色んなところにでます。
本人に直接会わなくても
外の駐車場に車を
止めた瞬間、
その部屋に入った瞬間、
いつも使っている
机の様子、
トイレ、玄関、廊下、
出されたお茶の味、
（ペットボトルなのに
まずかったりする）
臭いや、色、
温度、音、
きれいな女性は
香水つけていなくても
いい匂いがするそうです。
勢いのある人は
遠くにいても
光って見えます。
事故が多い場所は
雑音・騒音も多くて
ゴミが捨てられやすかったり
雑草が生えっぱなしで
手入れをされていないことが
多いそうです。
自分はイケテルと思っても
そこの職場の
コミュニケーションが
上手くいってないと
「空気」で伝わります。
職場の空気はいきなりは
変わらないです。
まずは自分の
身体を整えること。
自分の時間（行動）を
整えること。
自分の空間（自宅）を
整えること。
自分の人間関係（家族）を
整えること。
３つの「間」が
雰囲気を作り
「運氣」のもとになります。
運のいい人は
なんもしなくても
良いわけじゃなくて
ここぞという時に
きちんと自分の運氣を
使いこなせるように
自分の思考や行いを
律しています。