岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。
田舎の少子化の街で
助産師らしく
働くシリーズ。
もし助産院や
子育て支援サービスを
はじめたのであれば
まずは知ってもらうための
行動をしましょう。
チラシをたくさん作って
色んなところに
配るのも悪くは
ないですが
自分のターゲットになる
お客さんがいる場所に
チラシが置けないことも
あるし
置けたとしても
ほかのサロンや
イベントのチラシが
多すぎて
ぐちゃぐちゃに
なっていて
手に取ってもらいにくく
なっていることが
あります。
今は紙媒体は
コストがかかるし
SNSからの情報が
多すぎて
以前ほどチラシの効果が
でにくいと言われています。
チラシを置いてもらうにも
マナーがあります。
うちにも色んな
サロンさんや
お店やイベントのチラシを
置いてありますが
チラシを置いてくれる
サロンオーナーさんに
会いにいっていますか？
うちにも色んな
サロンやイベントの
チラシがありますが
上手くいっていない人の
ほとんどが
一回チラシを配れば
それで行動がおしまい。
どんな人が
手に取っているのか、
どんなキーワードに
関心を持って
チラシを手に取ってくれて
いるのか、
観察したり
意見を聞きにいったり
紹介してくれる人の
「記憶」に残るような
関わりがない。
ビジネスをはじめて
すぐのころは
チラシを配ることが
目的みたいに
なってしまいがち。
勢いは長続きは
しませんから
チラシを頑張ってまいたのに
ぜんぜん、お客さんが
来ないと
すぐに落ち込んで
チラシを配ってくれない
人のせいにしたり
関心がない
世の中のせいにして
スネている人が多いです。
チラシは一度
作っただけでは
はっきりいって
ゴミと一緒です。
新聞の折り込み、
ポスティング、
ダイレクトメール、
どこで
どんな状況で
配るのかによっても
コーピーライティング、
デザイン、文字の大きさ、
配置、などなど
ものすごく研究されています。
お店によっては
広告の内容は同じなのに
A町とB町の
チラシのデザインを変えて
実際に来客の反応が
あったかどうか
「効果測定」しながら
「売れる」チラシを
作り上げていくのです。
どんだけ
時間をかけて
凝ったものを
作ったとしても
素人がパソコンで
作ったようなチラシは
あんまり期待しない
ほうがいい。
チラシを置いたから
お客さんが問い合わせを
してくれるわけでは
ありません。
色んな人に会いにいって
自分の活動やキャラを
知ってもらって
人脈を作っていくなかで
お客さんと出会うための
チラシがひとつの
「武器」になって
サポートしてくれるのです。
田舎で近くに
小さな子どもを育てている
同世代のママ友と
気軽に立ち話も
しにくいような
ママたちはどうやって
情報を得ているか？
助産師が何をする人か
よく分かっていないような
ママさんが
トラブルが起きた時に
偶然たまたま手元に
チラシを持っている
わけないですよね？
本当に助産師を
必要としてくれるときに
タイミングよく来てくれる
ような人は
「口こみ」で
助産師にたどり着きます。
ちょっと先行く
いざというときに
頼りになる先輩ママ、
実家のお母さん、
近所のおばさんなど
その人自身は
もう子育てを卒業している
かもしれないけど
助産師の役割を
よく分かってくれていて
「そういえば
あそこに助産師さんいるよ」と
教えてくれるのです。
そういう会話に
繋げるためには
助産師さんも
仕事以外で社会と
つながる活動も手を抜いては
いけません。
仕事につながることでは
なくても
近所のカルチャーセンターの
習い事教室に参加したり
自治会の新年会に
行ってみたり、
「噂」になって
「記憶」に残る
思わず誰かに
話したくなるような
キャラを目指しましょう。
以前、無料の地域の
勉強会があって
たまたま隣に座った
おばさまに
「冷え取り」してます、と
話したら
「うちの3人の娘たちも
冷え取りしていて
実家に戻ってくると
靴下何枚も洗わないと
いけないの~」と
盛り上がったのです。
おばさまが
ご自宅に戻られて
娘さんが
帰省されていたので
私に会ったことを話したら
興味をしめしてくれて
早速ネットで検索
してくださって
予約をしてくださいました。
こういうとき
おばさまはネットを
みませんから
場所と連絡先と
営業時間と
ホームペーじアドレスが
分かるような
チラシか名刺などの
紙媒体は効果を
発揮します。
どこでどう花が咲くのか
分かりません。
桃栗3年じゃないですが
春にまいて
秋に実らなくても
数年たってから
忘れたころに
繋がるご縁もあります。
すぐに結果に
繋がらなくても
せっせと種まきするのです。