看板もださず、ポスティングもしないで自分のことを知ってもらうためにしたこと。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。

少子化で子どもの数は
減っているのに

素人がスクールを受けただけで
開業できる
ベビーマッサージや
マタニティマッサージ、
産後の体操クラスなど

助産師と似たような
育児サービスも増えました。

「助産師」というだけで
お客さんが選んでくれる
時代は終わりました。

私は2012年4月に
親戚も知り合いも
いない郡上に引っ越してきて
6月に針灸院を開業しました。

技術だけあっても
ビジネスは成り立ちません。

自分のサービスを必要と
してくれるお客さんを
集めてくる(集客)も
できないといけません。

助産師は
病院勤務では技術さえ
やっていれば仕事が
できました。

お客さんを集めてくることが
いかに大変なことなのか
よく分かっていない人が
多いです。

私は開業当初は
看板を作ったり
ポスティングもするつもりは
なかったので
あくまでブログ中心で
集客を行いました。

経営について学んだのは
2010年の秋から2011年の春に
かけて通った整体スクールです。

ですが、今振り返ると
小さな産婦人科で
助産師として
働いた経験も
ビジネス思考をみがくために
役に立ちました。

大きな病院で
偉そうに助産師を
していたら
たぶん、
何にもできなかったと
思います。

針灸院を開業する半年前、
まだ治療院の住所も
はっきりとは
決まっていない時期に
ブログをはじめました。

ただなんとなく
芸能人とかのブログを
真似して
書き始めたのでなくて

自分のブログを
読んでくれる人は
どんな人か?
ターゲットを決めて
戦略を立てて
ブログを構築しました。

どこどこに行きました、
何々を食べました。
楽しかったです、的な
ブログはビジネスブログとは
言いません。

助産師さんのブログも
だいぶ増えましたからね、

ほかのサイトを検索すれば
でてくるような内容では
見向きもされません。

特にアメブロは
読者登録を増やしたり
コメントしにいったり
交流することが大切です。

開業してから
ブログをはじめていたら
ここまで時間も手間も
かけることが
できなかったと思います。

ブログのヘッダーは
プロの人にお金をはらって
やってもらいましたが

パソコンが苦手なので
いまだに2011年に
教えてもらったことしか
できません。

デザインのいい
目の引くような
ブログ作りも悪くはないですが

定期的に記事を書いて
お客さんに読んでもらって
続けていく習慣と体力は
ほかの誰にも
替わってもらうことは
できません。

よく、「加藤さんみたいに
ブログを書いても
申し込みがありません」と
相談されますが

私にしてみれば
文章力というより
書く数が少なすぎる。

書くようにします、じゃ
ぜんぜんダメ。

そういっていて
ブログで結果を
だせるようになった
助産師に会ったことがない。

火曜日はハグの日、じゃないけど
お客さんの予約を
断ってでも
ブログを書く日や時間を
確保して
自分の習慣にする。

自分の理想のお客さんに
きてもらって
ビジネスとして
成功させたいなら

恋人にラブレターを書くように
本気で書き続けないと
伝わらないです。

だって、私忙しいし
子どもも小さいし
そんな時間なんてない、と
いうのであれば

そんなの所詮
あなたにとって
仕事の優先順位がその程度に
すぎないと言うこと。

文章力を磨くことは
もう終わりがないくらい
今でも日々、精進中。

これはセンスでなくて
積み重ねた努力です。

ベストセラー作家さんの
文章講座に参加したり

それなりの
時間とお金と手間を
かけて磨いてきました。

ブログを頑張って書いても
なかなか結果に
結びつかないときも
ありますが

実際の患者さんに
分かりやすく
説明できるように
なってきたり
「言葉を武器」にできる
ようになってきたと
感じています。

ブログは書くだけでなく
そのあとの行動も大切です。

多くの人は
ブログ書いたら
いきなり
自分のサロンに
お客さんが来てくれること、
もしくは物を
買ってくれると
思っているようですが

そういうことは
滅多にありません。

私が大切にしたことは
実際に会いに
いくことでした。

自分のビジネスの
ターゲットになるような人では
なかったですが

そこから顔を覚えてもらって
口コミしてもらったり
イベントを一緒にやったり
「ご縁」をいただく
きっかけづくりになりました。

あなただって
何回も来てくれる人のことは
忘れないでしょう?

自分が「こんなお客さんが
いたらうれしいな」と
思うように

誰かにとって
理想のお客さんに
なりきる。

最初のうちは
ブログを作りこんで
いくことも
リアルに会いにいくことも
暇だったから
できたことではありますが、

あのときはそこまで
考えていなかったけど
思わず応援したくなるような
関係性を築いてきたことが
私の強みかな。

会いにいくという
「行動」を起こすことを
面倒くさがらない、
世間知らずにならない、
ということが
今の自分につながっています。

今はメルマガとか
インスタとか
ラインとか
ほかにも発信ツールが
たくさん増えてきて

そういうのもどんどん
挑戦してみると
いいと思うのですが

例えば
子育てクラスを企画して
フェイスブックで
イベントページを作るでしょ?

普段からフェイスブックに
投稿して
コメントしたり
いいねと押したり
友達を増やしていくように
活動していないと

いきなりイベントページだけで
集客しようと思っても
無理があります。

確かに友達が
シェアしてくれて
広がっていく方法も
ありますが

普段、乗りこなしていない
乗り物にいきなり乗っても
上手く運転なんて
できません。

フェイスブックの仕組みが
よく分かっていないのに
いきなり効果を
期待しないでください。

でもね、一番
お客さんの心を
ぐっとつかむのは
直接、電話したり
手紙を書いたりすること。

あの人に来てほしいな、と
思うのであれば
早めに声かけて誘う。

なんだったら
無料でご招待したり

スタッフとして
手伝ってもらったり。

みんな、一人とか二人とか
断られるだけで
すぐに落ち込むのです。

自分の企画は
ダメなんじゃないかと
すぐに諦める。

参加費が高いだの、
チラシを置いてくれないだの、

自分だって
今までそういう勉強会に
出た経験も少ないし

人のイベントに興味をもって
積極的に宣伝したことなんて
なかったくせにね。

潜在意識で自分が
好きなことをしたり
お金を得ることに
ブロックがあると

意識ではどれだけ
前向きに頑張ろうとしても

上手くいかない言い訳や
現実に焦点をあてて
「やっぱり自分は
何をやっても上手くいかない」と
すぐにやめてしまう人が多い。

イベントなんかは
最低3回は続けないと
みえてきませんからね。

田舎の少子化の街でも
助産師として必要と
される喜びを感じながら
仕事を作っていくシリーズ
まだまだ続く…。

NEW
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少人数・子連れOKで
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詳細はまた後日!