「治す」な「(自分で)直せ」…私になんとかしてもらおうと思っても、そうはいきません。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。

針灸に限らず
ホメオパシーも
冷え取りも
マクロビも
ホオ・ポノポノも
すべてのお手当や
民間療法は

西洋医学の薬と違って
症状を止めるための
ものでは
ありません。

確かに時には
西洋医学の薬を飲んでも
効かなかった症状が
やわらぐことがありますが

それを目的に使いだすと
日頃の自分でやるべき
養生や体や心との向き合い方が
間違っているのに

「また痛くなったら
治療院でなんとか
してもらえばいいや」

「あのお手当を
やればいいし」と
それに依存するように
なります。

ついつい「治ること」
イコール「症状がおさまること」
「出ないこと」になりがちですが

潜在意識やインナーチャイルド、
ご先祖様のカルマ的なものを
外していくようなものほど

よく効いたときは
熱や湿疹、下痢に痛み

今まで抑え込んできた
怒りや悲しみ、
言えなかった愚痴や
みたくない
自分のマイナスなところ…。

そういう部分を
嫌でもみせつけられるような
ことが起こります。

一日2回足湯して
冷たいものの摂りすぎで
お腹が冷えているなら
「こんにゃく湿布」をして

夜10時に寝るようにする
だけでも
この時期はたいていの
症状がおさまってきます。

なかなか良くならないと
思うようなときは
たいてい、

足湯してないとか
夜は10時には寝るけど
夜中におしっこで
何回も起きるとか

養生の「質」が
悪い時。

冷え取り健康法を提唱した
進藤義晴先生(娘さんの幸恵さん)の
著書も何冊か
出ていますし。

一回読むだけじゃなくて
何回も読めば

普通の人なら
もっと半身浴の時間を
増やしたくなるし
靴下の枚数も
増やしたくなります。

そこで
「でも、自分は
時間がないし」

「うちは家族が多いから
自分一人がお風呂に
長く入れないし」

「お金がなくて
靴下を何枚もは
買えないし」

「靴下を何枚もはいたら
変な人だと思われるかも」と

やらない言い訳ばっかり
みつけるから
普通に変化が
起きないのです。

「治そう、治そう」
「病気をなくそう」と
すればするほど
病気という敵を作って
戦うことになるわけだから
免疫的にもストレスかかるよね…。

「私、本当はどんな
生き方がしたいんだろう」

「もし、手元に
100億円あったら
本当は何がしたい?」

「あさって死ぬとしたら
明日、私は何をしたい?」

痛みや症状は
本当の自分の生き方を
取り戻してほしいという
魂からのメッセージ。

冷え取りは「治す」ためじゃなくて
自分を厳しくしている
考え方をゆるめて

気持ちの良い暮らし、
自分にも、地球にも
優しい衣食住を正しく
「直す」ためのツール。

身体を温めることで
自然に心が緩み、
自分が自分に
本当はどうされたかったのか、
みえてきます。