助産師を本当に必要としてくれる人に出会うために時代にあわせて努力と工夫と情熱をあきらめない。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。

昨日は「助産師さん向け
ブログ活用講座」

上から目線で
一方的に
ハウツーを教えるのでなくて

ともに悩み
ともに応援しあって
ともに成長しようとする
学びの場。

たくさんの情報があふれるなか
自分のど真ん中の
お客さんに選んで
もらうためには

自分自身を
知ってもらうための
努力と工夫が大事です。

確かに巷には
まったく経験のともなっていない
理屈だけの子育て論を
唱える人も少なくないですし

リアルに会って
手のぬくもりを
感じてもらって
その価値が分かる助産師の
仕事の特性上、

どうしても、
SNSを駆使して
世の中に発信していくの
疎い助産師にとって
見劣りしがちですが

自分らしい
働き方、
自分らしい
伝え方、

自分が心地よく過ごせる
立ち位置を常に
問いかけながら
バランスをとっていくことが
必要です。

自分にご縁のあるかたは
人生で決まっています。

タクシーみたいなもので
自分という車に
乗っていただける方は
決まっているんです。

予約して
出発地から
目的地まで
乗ってくれる人もいれば

行き当たりばったり的に
利用する人、

道に迷ってしまって
タクシーを使う人、

疲れちゃった人、

雨が急に降ってきた、

急ぐ人、

最初のきっかけ何て
人それぞれ。

昔は妊娠や授乳、
子育ての問題を
解決するには
助産師さんに一回
相談してみる、というのが
社会全体で当たり前の
常識でした。

乗り物が専用タクシーしか
なかったから。

だけど、今は
もっと便利で安くて
気軽に自分の問題を
解消できるツールが増えてきて

お客さん自身が
‘助産師’というタクシーを
みつけにくくなっています。

だからこそ、
安易に安売りしたり
「どうせ、やっても無駄」と
卑屈になったりせずに

本当に価値が分かる人に
知ってもらって
乗ってもらいやすように
ご縁をつなぎ続けるための
努力と工夫と情熱が
大事なのです。

ほかのタクシーに乗ることが
決まっている人を
無理して乗っていただく
必要もありません。

ほかでさんざん苦労して
遠回りして
乗ってくる人も

「最初っから
助産師に相談していれば
こんなことに
ならなかったのに…」と
思いますが

それはその人の問題であって
私たちが心配してやることでは
ありません。

それが、その人が
経験したかったシナリオで
その人がこのタクシーに
乗るために選んだ
ベストの時期。

自分のタクシーに乗って
きていただいたときに
本当にリラックスして
「このタクシーに乗れて
良かった」と思ってもらえるように
準備万全にして
待っていればいいのです。

自分自身も
今まで勤務していた
職場を辞めたり

自分の意思とは
関係なくても
お産の仕事を
辞めなければ
いけなくなったり

助産師は
何せ生きている限り
ずっと何らかの形で
女性たちに関わっていける
仕事ですから

長い長い旅ですから
車をリニューアルしてみたり

メンテナンスのために
休んでみたり

今までは通勤客メイン
だったけど
観光客のための
プランを考えてみたり

時代にあわせて
自分のライフスタイルにあわせて
走っていけばいいのです。

でね、助産師さんって
真面目な人が多いから
理不尽な経験をしても
泣かないで我慢してたり

辛くても
逃げないで
とどまり続けたり

結構、自分でも
気づいていないで
傷をいやせないまま
壊れたまま
走り続けている人も
めづらしくない。

でもね
長く走るためには
小さな異変も
早めに察知して
大きく壊れる前に
メンテナンスしていくくらいじゃ
ないと、二度と走れないような
ことにもなりかねない。

頑張りすぎたり
無理することが
当たり前だと
思っている人のなかには

もともと、そんなに
たくさん荷物を運ぶために
作られたような
車じゃないのに

自分の適性を知らなくて

トラックなみに
たくさんの荷物を詰め込んで
効率よく物を運べることが
良いことだと評価して
使い方を間違えている人。

こういう人は
どんなに場数を踏んで
経験しても
そもそもの使い方を
間違えていることに
自分が気づかない限り

ちぐはぐな
アンバランスのなかで
働き続けることになるのです。

次回はなんと浜松開催です!

9月20日(水)

静岡で立ち上がった
「お産labo」とコラボ企画。

大きな大きな
テーマとしては
「助産師を応援してくれる人を
活かして、ともに
助産師の必要性を
アピールしていく」かな。

そこまで理屈っぽくは
言わないと思うけど

助産師でいることに
戸惑いや
こんなんでいいのか
焦りを感じている人、

助産師や
自然なお産や子育てを
応援したいのに
何からはじめれば
いいのか分からない人、

ぜひぜひ、お集まりください。

詳しい場所や時間は
またお知らせしますね。

ではでは、
今回の参加者さんのブログ紹介!

講師で
犬山でマタニティ整体を
されている種田好美さん。

第一回独立系助産師講座の
参加者さんで
今まで特にこういったテーマで
セミナーなどされたことは
ないようでしたが

「なんとなく、できそう」と
思って講師を依頼しましたが
超ビンゴでした!

ほんの40分くらいの
内容でしたが
何十万くらいの価値のある
内容を話してくれました。

一緒に企画してくれた
一宮の助産師の
足立真理子さん

実は独立系助産師に
憧れるけど
何から始めればいいのか
分からないモヤモヤ助産師さんは

彼女のところに
相談にくることが
多いのです。

※私だと
グサッと斬られそうで
怖いらしい…(-_-メ)

同じくいつも頼りにしている
一宮で「生」教育活動をしている
助産師の坂井桃子さん

ほんと、お母さんみたいな人。

今は現場にいないけど
助産師の働く悩みも
よく分かってくれる人で
話しているだけで
自分が整う感じがする人です。

今年、江南市で
助産院をはじめたばかりの
山西知子さん

ずっと勤務助産師として
現場にいた
ベテラン助産師さんです。

母乳のケアや
ベビーマッサージクラスに
とどまらず
カウンセリングもできるので
子育てや家族のこどで
問題を感じている方は
ぜひぜひ会いにいって
みてください。

何度も言いますが
独立系助産師養成講座では
ハウツー的な
テクニック的なことは
教えません。

自分で調べて
自分で動いて
自分で失敗しないと

自分なりに一番
良い方法なんて
みえてこないから。

何かやってみたことがあれば
お互いが得意な方法で
サポートします。

口ばっかりで
実際に動かない、

偉そうにしているだけで
世の中の流れに
鈍感な人はたぶん
ついてこれません。

助産師の良さを
知ってもらって

地域や世の中の
お産や子育ての問題に
リーダーシップをとって
解決していけるような
助産師でいられるように
応援します。